更新情報
2019/9/7 補足します。ダーツの大会開催における風営法の許認可申請においては、記事執筆時点から大幅な変更がありました。
当時の興味関心を書き残す上で、原文は修正しませんが、現時点での環境とは異なる旨ご了承下さい。
関連エントリ:
はじめに
観戦に行くことは多くないし、試合動画はYouTubeでも観れるので、自分が前々から興味関心を持っていたことを中心に書きます。
主に運営・開催の話が中心になりますかね。
与太話
開催日程がダーツ祭りと重複していた件
PERFECT2018第20戦(東京)は、2018/08/26(日)に行われました。男子のみの単独開催です。
同日、「日本ダーツ祭り2018」も開催されておりました。ダーツ祭りの主催はダーツライブです。結果、観客は分かれてしまった感はありますが、両方行く方も多かったように思えます。僕個人的には相乗効果はあったと思いますね。
PERFECTがガチガチの賞金トーナメントであるのに対して、ダーツライブの主催するJAPANは、ショー的な位置付けが強いそうです。その考え方の違いも現れているようで、興味深かったです。
PERFECT2018第20戦(東京)の開催場所のTDS(東京ダーツスタジアム)@池袋は、白熱した戦いが繰り広げられておりましたよ^^;
PERFECTの既存店開催について
PERFECTプロの畑野千春さんから伺った話及び、自分が調べた話を元に書きます。
以下の投稿も参考にしております。
ダーツの大会は、風営法の許認可を取らないと行けないことになっております。(実務的な詳細は把握しておりません。)
例えば、PERFECT2018の最終戦は、千葉幕張メッセで行われます。大会日程に併せ、各大会ごとに許認可が必要となります。
それに対して、既に許認可を得て営業している店舗で行われるのが、既存店開催というわけです。別途、申請などが必要となるのかもしれませんが、一度許認可が通っているのであれば、ハードルはずっと低くなります。
※近くに病院があってはダメとか、学校があってはダメとか、風営法には細かいルールがあります。
既存店開催の最大のメリットは?と言われると、会場設営のコスト削減だと思います。それに伴い、PT100など、規模の小さめな大会が開催しやすくなると思います。
現状、既存店開催は以下です。
- ダーツスタジアム池袋
- ダーツスタジアム大阪
- ダーツスタジアム札幌
- PHOENIX FIELD あそびば 貝塚店
2018年8月24日(金) に、ダーツスタジアム沖縄店もOPENしておりますので、来年はここでの開催も増えるんではないでしょうか???
参考までに、PERFECT2017では沖縄でPT300が1つ開催されましたが、PERFECT2018では開催が0です。沖縄は、PERFECTプロが100名以上おります。沖縄県民140万人に対して100人超という比率は、全国でもダントツです。データ上から見ると、沖縄は日本一ダーツが盛んな地域なので、開催数が増えたら盛り上がると思うんですよね。
近い将来、ダーツスアジアム宮城とかも出来て欲しいなぁと。
地元開催は、間違い無く盛り上がると思います。(少なくとも地元民はw)
入場料1000円について
以前、ちょっとした議論になった点です。
ダーツの大会は入場料無料が基本でした。今年から、既存店開催大会の一部で、入場料1000円取っています。
これは仕方ないことだと思います。
大会の入場料は無料が多いと言えど、一般大会と同時開催されることが多いです。一般大会のエントリー費用の中にドリンクチケットが含まれていたりするので、実質的に入場料はかかっているとも考えられます。
ましてや、既存店を利用するわけですし、試合観戦ですと、ドリンクの売上もちょっと落ちると思うからです。入場料は必須でしょうね。
でも、入場料1000円に対して、ドリンクチケット2枚付いてきたので、かなりリーズナブルな印象でしたね。
エントリー定員240名について
PERFECT プロの皆さん
東京大会の定員が240名です!
既に170名以上エントリーされてるので
出る予定の方は早目にエントリーしないと出れなくなっちゃいますよー!— 河野 孝明 (@RowdiesKouno) 2018年8月6日
行く前から非常に気になっておりました。
行って納得、TDSのキャパだと、240名くらいが限度だと思います。
ポイントランキング上位者でも、
- 樋口雄也プロ
- 知野真澄プロ
は不参加でした。
開催数が増えてくれば、今後こういったケースも増えて来るのかなと思います。PT100が30くらいになって、ポイント対象が21戦のままとかだったら、必然的に地元プロの比重が高くなって来るのかなと思います。
試合観戦
予選ラウンドロビン
相変わらずPERFECTのロビンはし烈だと思いました。
完全ランダムの抽選の結果、鬼っていたロビンが多数ありました。一部のみですが結果を掲載します。
ロビンから楽しめるという点ではすごく面白いです。
3ロビンを2台で回していたおり、進行が遅かったため、いろいろなロビンを見て回れました。
入賞者でも、予選ロビン3位とかあるので、予選ロビンがいかに過酷かおわかりいただけると思います。
決勝トーナメント
予選ロビンが過酷ということにも関係してくるのですが、決勝トーナメント序盤から好カードがたくさんありました。
挙げ切れませんが、一部のみ。
~途中大幅に省略~
ベスト16当たりから、徐々にお馴染み選手が残って行きました。
- 安田 弘城プロ
- 伊藤 將康プロ
- 柴田 純平プロ
は、あまり存じ上げなかったのですが、ポイントランキングを見る限り、すごく成績を上げてきているんだなと思いました。
ちなみに、
ポイントランキングのページの得点をクリックするとポイント詳細が見れます。
例えば、伊藤將康プロのページは以下です。
参戦数5戦でポイントランキング124位って、凄すぎます。
今後、入賞に絡んで来る可能性は充分にありますね。
~途中大幅に省略~
決勝
優勝は、、、浅田斉吾(あさだせいご)プロでした。
インタビューにもありますが、決勝まで全てスト勝ちという無双っぷりです。
PDCアジアンツアーにて、脅威のAve:107.60という数字を残している浅田プロですが、当大会の予選のPPD:40.42も化け物じみています。
正直どうやれば勝てるのだろう?というレベルでした。
具体的には、
- 先行01は4Rアウト
- 先行クリケはMPR5点台後半
は必須になって来ると思います。
コークチョイスを落としたとすると、、、
- 後攻01で9ダーツ
- 後攻クリケでMPR6点台後半
ぐらいのレベル感じゃないと勝てない気がします。
決勝は、異次元の面白い戦いなので必見ですね^^