旧ブログから引っ越しました!
どうも、武器商人(@BukiDartsBot)です。
ダーツプレイヤーには、意図しているしていないに関わらず、ダーツに回転がかかっているプロが多数おります。
代表的なプレイヤーは日本人ですと
- 村松治樹プロ(右利き左回転)
- 浅田斉吾プロ(右利き左回転)
- 大和久明彦プロ(右利き右回転)
が挙げられます。
以下にて深く考察していこうと思います。
はじめに
一般的な説としては、右利きの場合は左回転のほうが良いとされています。右回転だと引っ掛けやすいというのが根拠らしいです。
しかし、大和久明彦プロは、あえてその癖(クセ)を利用して引っ掛けて投げているとのことです。従って、癖(クセ)を矯正する必要までは無いという点はあらかじめ覚えておいて欲しいです。
右回転と左回転の意味
右回転・左回転という言葉が一人歩きすることが多いですが、右利きと左利きでは回転が逆になり意味合いが異なるので注意です。
右利きを例にします。
左回転
反時計周りの回転のことです。
右回転
時計周りの回転のことです。
右回転・左回転のメカニズム | なぜ回転がかかるか?
簡潔にいうと、
左回転(反時計回り)は、リリース時に親指が残っているとかかります。いっぽう、右回転(時計回り)は、リリース時に人差し指が残っている場合にかかります。
グリップに大きく影響していると思われます。
回転をかけたい方向の逆にグリップすると、リリース時に回転がかかっている人が多いように見えます。
佐竹上仰プロのスロー動画が非常にみやすかったです。強い左回転がかかっておりますが、グリップ時に右回転させて握っているのが見えます。
スーパースローカメラで撮ってもらった(^^)
飛び真っ直ぐやなぁ! pic.twitter.com/KbLPeLVVNY— perfect@佐竹上仰 (@all28a1) December 14, 2019
村松治樹さんなんかも同様です。(良い具合の動画が見付からなかったので説明は省略しますが。。)
ダーツに回転をかける意味について
特に、ソフトダーツにおいては、回転をかける必要は無いという説が有力です。かといって、投げると自然に回転がかかってしまうという人もいたりして、その場合に無回転に矯正する必要もありません。
ダーツに回転をかけるメリット
あくまでも、説に過ぎません。人によってはメリットが得られない方もいるかもしれません。
直進性が増す
回転がかり、空気抵抗が少なくなりますので、直進性は増します。
ダーツが弾かれにくい
無回転であれば、弾かれてしまうものも、回転していれば、ダーツの向きが変わって、そのままの軌道で入りやすい気がします。おそらく、100投のうち数本くらいは、恩恵が得られるのではないかと。しかし、ソフトダーツにおいては、羽を押すことによって反応するパターンもありますので、弾かれなかったことによって損をするパターンも出てくるのではないかと。
引っ掛けにくい
浅田さんが出たTV番組で詳しく説明されているので、ご参照のこと。
要は、バレルをつまんで、指を左右同時に離した場合、どちらかの指にひっかかることが多いということです。
同時にリリースするのは難しいですから。どちらかの指に残すことによって、一定の方向に力を向けやすくするということです。どちらかの指が残っている場合、自然と回転がかかります。
なので、回転をかけることにより引っ掛けにくくなるというよりは、逆で、引っ掛けにくいリリースにすると回転がかかるということではないかと。
左回転をかける方法の動画
私自身、何度も回転をかけようと工夫したのですが、一向にかかりませんでした。。。意識的に指を残すというのが非常に困難なのです。。。
非常に困難であり、得られるメリットも微妙なので、回転をかけること自体に拘るのはナンセンスというのが、実情でしょう。
YouTubeを見ていたところ、左回転のかけ方について、面白い動画があったので、自分も試したみました。
その結果、、、左回転が簡単にかかった!!!感動しました。
ポイントはグリップです。グリップを変えるだけで、左回転はかかります。フィルテイラーもそうグリップしているという説明もあり、説得力がありました。ただし、グリップを変えることは、リスクが高いので、そこは自己判断でお願いします。
また、バレルによって、回転のかかりやすいバレルがあるようなので、バレル選びも重要です。例えば、村松治樹選手なんかのバレルは、カットが斜めに入っていますね!!!これは、左回転がかけやすいように作られております。もし、右回転をかけたい人の場合は、このカットは活かせないと思います。
右回転のプロもたくさんおります

- 大和久明彦プロ
- 鈴木未来プロ
- 佐藤かす美プロ
- まよんぬ
は右利きですが右回転のようですよ!
菊地山口さんの動画
PDCプレイヤーも、回転をかけることを止めるプレイヤーが増えているらしいですね。参考になるお話が多かったです。
最後に
ダーツは得点を競うスポーツなので回転をかけることによって得点アップが見込めないのであれば無理に拘る必要は無いと思います。
もっとも、私は、ダーツの楽しさを追及したいので、面白いことには何でも飛びつこうと思います。