大和久明彦プロ「正解が無いものに対してこれをやれば上手くなるは無い」

はじめに大和久プロへの感謝と、読者の皆様への注意とお断りを。。

武器商人@ダーツ
武器商人@ダーツ
大和久プロ、深夜のキャスに来ていただき僕たちに親切丁寧にいろいろとご教授いただきありがとうございます。

3/24に大和久明彦プロがツイキャス配信に来た際に聞いた話を、文字に書起しました。分量多いので、内容単位で分割して連載する予定です。

また、複数人で談笑した内容ですので、そのまま文字に起こすと意味がわかりずらい部分があります。その関係で、一部の文章は、順番を並び替えたり、内容を補足したり、指示語を名詞に置き換えたりしております。

有料レッスンで教えている人がいますがどうお考えですか?

 

よく、〇〇さんに教えられて上手くなったとかそういう話聞きます。

俺にとって、

特定の人にはハマって(上手くなるけど他の人には合わなかったとか)というのは、「教える」ってことじゃないんですよ。

その人(教えた人)の持っている考えが、たまたまその人(教えられた人)に当てはまったに過ぎない。

俺から言えば、それは「教える」ではなく「押し付ける」なんですよ。

その人のやり方がたまたまハマったら上手くなるみたいなものは「教える」ではないんですよ。

俺にとって「教える」ってことは、

いろいろなタイプの人間がいて、

この人にはこういう教え方この人にはこういう教え方っていうふうに、

いろんなパターンの人に教えて上手くなる、

っていうことなんですよ。

ダーツが上手くなる方法ってありますか?

これをやれば上手くなるということを言える時点でおかしいんですよ。

そもそも、言葉で教えて絶対上手くなるなんていうことはない。

俺も大和久塾で教えてて、

「今日受講したことによって明日上手くなるなんてことは一切ありません。」って一番最初に言っています。

俺が言ったことを自分が理解して、自分がやってみないと上手くならない。

俺が何を言ったからといって、それで上手くなることは絶対に無いんですよ。

言葉で伝えたとしても、言葉の解釈は人それぞれ違う。

教えた内容を理解出来ているかどうかは、自分でやりながらじゃないとわからないんですよ。

(俺は)その人の身体の動かし方を見てあげて、こういう感じでやったらどう?といくつかのパターンを提示してあげて、その中から自分がハマるものを見つけなさい。そして、自分の形に併せていかないと絶対に上手くならないです。

自分の身体は自分で動かしているので、他人がどうこう言ってもわからないことなんですよ。

俺が教えた理論を、自分の身体で理解してやらないと上手くならないんですよ。

「教える」っていうのは、それをどう上手く伝えれるかなんですよ。

何回も見てみないとわからないんですか?

一回見ただけで、何となくわかる場合もあって、こういう感じでやりなということはあるけど、

必ずしもこれをやれば上手くなると言えることは絶対に無いです。

武器商人@ダーツ
武器商人@ダーツ

こうすれば上手くなると安易に教えている人は、怪しいと思ったほうが良いかもしれませんね。。

教えるということについて僕の思うこと

大和久プロの「教える」とは何か?についての説明は非常に納得が行きました。

ネットで調べればいろいろな理論がヒットしてくるかと思いますが、その理論自体に正解や不正解があるわけではないと思います。

そもそも、トッププロになればなるほど、「人それぞれ」という言葉を使います。

大和久プロは、その人にとって理論ややり方が合う合わないのことを、「ハマる」という言葉を使って表現することが多いと感じました。

教えてもらう側は、自分にとってハマるかハマらないかの判断を、自分の身体で試しながら練習していくしかないのだと思います。

そして、合わないなら合わないと言うべきだと思います。上手くなるのも上手くならないのも、壊れるのも自分の身体です。教える側は、上手くなる方法の案を提示しているだけで、責任までは取ってくれませんから。

これをやれば上手くなるという都合の良い話を期待していた方がいたら申し訳ございません。。