クリケットの練習方法は何をやっているか?
以前、練習方法としてブル練について書きましたが、ブル練はすごくシンプル。ソフトの01の場合はいかに早く削り(得点を減らし)、いかに早く上がるかが勝負です。したがって、1ラウンドあたりの得点力を上げる練習にすれば良いだけでした。
しかし、クリケットの場合はどうでしょうか?クリケットは01と比較し、非常に戦略性の高いゲームです。オープン、カット、プッシュなどの攻めパターンがあり、相手の取った攻めによってこちらの取る攻めにも影響がでます。したがって、どんな練習をするのかも人によって多様性があるのではないか?と予想しました。
アンケートについて
アンケート内容と結果
【拡散希望】
クリケットの練習として、どんなゲームをやっていますか?
※ブログの記事のネタにさせていただきます。
— 武器商人@ダーツのブログ (@BukiDartsBot) October 8, 2019
クリケットの練習を特にしない人もけっこう多い
選択肢の作り方が悪かったので補足します。
ダーツの練習はしていても、クリケットのためだけに専用の練習はしていない人が多いという意味合いだと解釈しました。(もちろん、趣味でダーツをしていて練習すらしない人もいることでしょう。)
ブル練はするけど、クリケットは対戦でのみ鍛えるという人がこのタイプにあたります。
クリケットカウントアップ(通称:クリカン)
クリカンとは?
クリケットカウントアップは、クリケットの練習としては非常に人気のある練習方法です。ソフトダーツプロツアーJAPANのプロテストの試験内容の一つでもあります。
クリケットカウントアップとは、「20⇒19⇒18⇒17⇒16⇒15⇒ブル(セパブル)⇒クリケットナンバーすべて」と狙っていき、高得点を目指すゲームです。
クリカンがおすすめできるポイント
クリケットは、中上級者になれば別ですが、得意ナンバーをキーに攻めていくことも可能です。得意ナンバーと苦手ナンバーがある人は意外にも多いです。
その意味で、全ナンバーをまんべんなく狙う練習になるクリカンは練習にはうってつけでしょう。
クリカンでは鍛えられない部分
クリケットは、1ラウンドすべて同じナンバーを狙うことも多いですが、複数のナンバーを打ち分けなければならない場面にも数多く遭遇します。
- 1トライ2プッシュ(1本カットしに行き、2本プッシュ)
- オーバー&カット(加点できた後に相手ナンバーを閉めに行く)
- ホワイトホース(3つの異なるナンバーのトリプルに決める)
など、複数ナンバーを狙う戦略が多数あります。
クリカンは1ラウンドで複数ナンバーを狙う機会が最終ラウンドくらいしかないので、複数ナンバーを狙う練習にはむいていません。
また、クリカンは、高得点を目指すゲームではありますが、1ラウンド中3本すべてミスっても減点はされません。実際のクリケットでは、あと1マーク決めないとまずい状況などがあったりします。(1マーク決めないと、相手の次の攻めで大量に点数を取られてしまうなど。)そういった、ミスするとまずい状況を想定してのメンタルトレーニングにはなりにくいです。
ハーフイット
ハーフイットとは?
詳しいゲーム説明は省略しますが、クリカンと似ているゲームです。クリカンとの違いは、1ラウンドでノーマークだった場合、持ち点が半分になる点です。
(オプションで、マスター設定などがあり、難易度がかなり異なります。)
狙うターゲットもクリカンと多少異なります。
1R | 15 |
2R | 16 |
3R | ダブル |
4R | 17 |
5R | 18 |
6R | トリプル |
7R | 19 |
8R | 20 |
9R | ブル |
また、ダブルやトリプルの指定がある点もクリカンと異なります。
ハーフイットがおすすめできるポイント
なんといっても、持ち点が減点されないようにしなければならないところです。この点は、実際のクリケットと似ている気がします。
「あと1マークでクローズできるのに、その1マークが決められなかった」という場面はよくあります。そういった場面を想定して練習出来る点が良いと思います。
ハーフイットでは鍛えられない部分
クリカンと同じなので省略します。
オリジナルの練習をしている方が多かった!!!
Twitterのアンケートの特性上、簡単な回答を4つまでしか設定できません。クリケットの練習という意味では、カバーしきれませんでした。
しかし、幸いなことにたくさんのコメントをいただきました。簡単にではありますが、ご紹介させていただきます。
クリケットの練習方法(オリジナル)
もしかすると、オリジナルではないかもしれませんが、個人的にはじめて耳にした練習を挙げます。
ホワイトホースを出す練習
3本を20.19.18や17.16.15とか全部違うナンバー狙って、上下移動、横移動でホワイトホース出す練習してますー。
— 柴田純平 (@pei_lucci) October 8, 2019
僕の腕ではこういった練習はまだまだ早いですが、プロの試合ではホワイトホースで試合の展開がガラッと変わったり傾いたりすることがあるので、意味がありそうですね。
4人プレイクリケット
師匠から教わった4人プレイクリケットで色々練習してます! pic.twitter.com/DHmKp1OiIn
— ぐっちー(山口 大志) (@hir0490) October 9, 2019
ゲーム中心でクリケットをしていると、どうしても得意ナンバーに偏りが出てしまうかと思います。そういう意味で、強制的に全ナンバーを練習するにはこの練習は効果的だと思います。
全ナンバーを○マークずつ
1つのナンバーで7マーク3回出したら次のナンバー(マーク数と回数はその日の調子によって前後)
ノーマークは1回プラス
を全ナンバーって感じでやってます(꒪˙꒳˙꒪ )— にしまっきー (@czk24maki) October 9, 2019
自分でマーク数の目標を設定し、設定した目標に到達しなかったらペナルティがある(1回プラス)というところが、目標設定が上手だなと感じます。(ハーフイットに近い発想で、それを応用させた感じ)
みなさまもぜひオリジナルの練習法を!!!
個人的に思ったことは、クリケットの練習方法はかなり多様性がある!!!というところです。上記にかかわらず、皆さんも自分でオリジナルの練習方法を編み出してみると面白いかもしれませんね!