【ダーツ】シャフト一体型フライトのメリット/デメリット

どうも、武器商人(@BukiDartsBot)です。

ダーツのパーツは一般的には「チップ + バレル + シャフト + フライト」の4種類に分けることができます。

ここ最近になって、シャフトとフライトが一体型になったパーツが数多く発売されています。世界的にみても一体型フライトのブームが起こっていると言っても過言ではありません。

一体型フライトの種類

CONDOR(コンドル) ※通称柔コン

日本で一番最初に普及したシャフト一体型フライト。PERFECTやJAPANのメインスポンサーであるTRiNiDAD(トリニダード)の姉妹ブランドです。

CONDOR AXE(コンドルアックス) ※硬コン

CONDOR(コンドル)より硬い粗材を使用しハードダーツ向けに改良を加えられたシャフト一体型フライト。ハードダーツ向けに開発されはしたが、ソフトダーツでも使用者が多いです。

CUESOUL ROST(キューソール ロスト)

PERFECTやJAPANのメインスポンサーであるCUESOUL(キューソール)から発売されているシャフト一体型フライト。

新型のROST T19はこちら。

TARGET K-FLEX(ターゲット ケーフレックス)

PERFECTやJAPANのメインスポンサーであるTARGET(ターゲット)から発売されているシャフト一体型フライト。

各メーカーの一体型フライトの比較

値段

まず気になるのが値段ですよね。値段についてはAmazon.co.jpで最安値の商品のものを参考に選びました。

他ECサイト(楽天市場、Yahoo!ショッピング、ダーツハイブ、TiTO、S-DARTS)では値段が異なる可能性があります。
CONDOR 980円(税込)~
CONDOR AXE 1,381円(税込)~
K-FLEX 990円(税込)~
ROST 880円(税込)~
ROST(T19) 1,680円(税込)~

このように、値段だけみるとCURSOULのROSTが一番安いですね。続いて、CONDOR、K-FLEXが来ます。この辺は値段帯的には近いですね。

CONDOR AXEやROST T19は少々高めとなります。

硬さ

硬さについてはかなり違いがあります。一般的には、ソフトダーツは柔らかめのフライトのほうが弾かれにくいです。

また、ハードダーツは先に刺さったダーツにぶつけて的を狙う技術が使われますので、硬めのフライトのほうが好まれます。

ただし、投げ手の飛ばし方や軌道によって一概には言えませんので、下記表を参考に投げ比べてみることをおすすめします。

CONDOR ★☆☆☆☆
CONDOR AXE ★★★★★
K-FLEX ★★★★☆
ROST ★★★☆☆
ROST(T19) ★★★☆☆

※★が多いほど硬めです。(CONDORが一番柔らかい)

一体型フライトのメリット・デメリット

メリット

外れにくい(ほぼ外れない)※特に初心者におすすめの理由

当たり前と言えば当たり前ですが、シャフト一体型フライトはシャフトとフライトは外れません!!!

シャフトの根元のネジ部分が折れて外れるなどのことは極々稀にありますので、一応外れにくい(ほぼ外れない)という表現にしました。

シャフトとフライトが別となっているもには、LフライトにしろFitフライトにしろ外れることはよくあります。

フライトが外れて隣のスローエリアまで入った場合は、スローが終わるまで待機しなければなりません。拾いづらい場所に入った場合は、取り終わるまで待たせて迷惑をかけてしまうことがあります。。。

フライトだけならまだしも、、、一番やっかいなのが、バレルが飛んでいく場合です!フライトが外れたバレルは、棒そのものなので、物かげなどに入り込み易くなります。

暗いダーツバーなどでの捜索事件はダーツあるあるです。

シャフト一体型フライトは、外れない(外れにくい)というのが非常に大きなメリットです。

値段がリーズナブル

シャフト一体型フライトは、シャフトとフライトを別々に購入するよりも値段がリーズナブルな傾向にあります。

シャフト一体型フライトの値段は上記に述べた通りですが、安いものですと880円(税込み)からあります。

シャフトとフライトが別々の商品ですと、シャフトだけでも500円~600円しますし、フライトも900円前後します。そうするとトータルすると1,400円くらいになってしまうこともザラです。

耐久性が高い

これは、商品によって多少差がありますので一概には言えませんが、おおむね耐久性が高いです。その中でも、CONDOR、CONDOR AXE、ROST、ROST(T19)あたりは非常に耐久性が高いです。

K-FLEXは発売から間もない状況で、破損しやすいという情報が入っているため除外させていただきます。しかし、改良を行っているという情報もありますので、改善される見込みは充分あると思います。

グルーピングがしやすい

シャフト一体型フライトも種類が増え、硬さや形状も様々になってきているので一概に言えませんが、シャフトとフライトの繋ぎ目の部分が曲がるのでグルーピングしやすい特徴があります。

一番顕著なのがCONDOR(柔コン)です。

例えばこんな風に。シャフトがグニャっと曲がってグルーピングしているのがわかります。

デメリット

セッティングの選択肢が少ない

どのメーカーのシャフト一体型フライトも、フライトの大きさやシャフトの長さの種類が少ないです。また、補助パーツもほぼありません。

この点はL-StyleやFitのセッティングバリエーションと比較すれば一目瞭然なので詳細は省略します。

デザインの種類が少ない

CONDORが発売された当初は、デザインの幅が少なくダサいと言われることもありました。形状がハウスダーツっぽいのでその点もダサいと言われる要因の一つだったと思います。

しかし、現在はシャフト一体型フライトの商品も増えましたし、お洒落なデザインが入ったものも多数発売されております。また、人それぞれ好みも違いますし、むしろシャフト一体型フライトのシンプルなデザインをクールだと思う方もいるのでこれ以上は述べません。

まとめ

なにかと最近流行りのシャフト一体型フライトについてまとめました。文章を読むだけだとわかりずらいかと思いますので、実際にお近くの店舗なので試投げしてみることをおすすめします。