炎上の女王とも呼ばれる「まよんぬ」がまた何かやらかした様子。
事の発端を簡単に説明すると、天皇誕生日に「天皇はぴば」とツイートしたのが原因だ。本人には悪気が無かったようだし、過去にTwitterネタになったものを持ち出したので、もしかすると炎上の予想はしていなかったのではないか。
ちなみに、該当のツイートは削除されており、謝罪も出ている。
12月23日の発言において不適切な表現があったことを、お詫びして訂正いたします。
— まよんぬ(森田真結子)🎯 (@mayo_darts) 2018年12月28日
うむ、、、訂正っていうのは誤りを正しく直すことを言う。どういう理由をもって、どこが誤りだったか、真摯に発言したほうが良かったと思うんだよね。
証拠を示す必要はない。断言はシンプルであるほど威力を発揮する。
ギュスタ−ヴ・ル・ボン
っていう、群衆心理のエッセンスが詰まったなかなか巧みな謝罪だと思う。
ちなみに、去年の天皇誕生日にも「天皇はぴば」とツイートしているが、炎上していない。
こんな幸せタイムまでDartsHiVeパーカー!ありがとうございます!!!笑
天皇はぴば♡
— まよんぬ(森田真結子)🎯 (@mayo_darts) 2017年12月23日
自分の知名度に応じて発言に対する責任が変わって来るという良い例だろう。過去に問題無く発言出来ていた内容が、いまになってNGになるのはよくあることだ。
- 「一般常識もわからんのか?」
- 「言っていいことと悪いことがある。」
という意見も見かけたが、個人的には同意出来ない。
実際にいるんだから。
ちょっと深堀りして考えてみると、ダーツってスポーツなのか?エンターテイメントなのか?でも答えが変わって来るように思える。
音楽の業界だと、Sex Pistolsのような反体制のミュージシャンなんかは、反国家的だったりしたわけだ。(マルコム・マクラレンの戦略だっただけかもしれないが)
破けた国旗とエリザベス女王の顔面に安全ピンというスタイルは衝撃的だった。当時のイギリスの時代背景などを見ないと理解出来ないかもしれないが、実際にそういう人達はいたわけで、人気を得たのも事実。
では、スポーツの世界だとどうなんだろう???
日本の場合だけを考えても、天覧試合というものがあり、天皇陛下が観戦される試合は、最も格式の高い試合の一つとされている。
「ダーツをオリンピック競技へ!」と考えていらっしゃる方も少なくないように思う。
1964年の東京オリンピックの開会の宣言を行ったのは昭和天皇であられるし、1998年の長野オリンピックの開会の宣言を行ったのは平成天皇であられる。2020年も、、、今上天皇が宣言を行われるのであろう。
まよんぬはオリンピックを目標とはしていないようだ。ひたすらにビジネス路線志向のように見える。
オリンピックがわたしの目標ではないんですけどね、、、笑
— まよんぬ(森田真結子)🎯 (@mayo_darts) 2018年12月23日
最近の小学生プレイヤーは、プロになるって夢を持ってやってる子もいます😊💕
電子ゲーム機に分類される以上、ソフトダーツがオリンピック種目になることは無理だと思うので、steelが盛んになればまた変わるかもしれませんね!
— まよんぬ(森田真結子)🎯 (@mayo_darts) 2017年4月22日
この辺が意識の違いの根本なのではないかと疑ってしまう。
とは言え、国際大会に日本を背負って出場するする選手とすれば、軽率な発言だったと言わざるをえない。
日本の国家元首は、(明確な規定はないらしいが)対外的に見れば天皇陛下であられるのは異論無い。そこを軽視するようでは、スポーツ選手とは言えない。
もっとも、影響力のある人間という意味では、今までも今後もチェックしている人の一人なわけだが。