どうも、武器商人(@BukiDartsBot)です。
ここ数年、日本人の選手が海外のダーツトーナメントで活躍する例が増えました。
日本で主流なのはソフトダーツですが、海外(特にヨーロッパ)での主流はハードダーツです。
ソフト用のダーツでも、ハードボードに刺さらないことはないですが、刺さりにくく抜けやすいのでおすすめできません。
そこで、ソフトダーツ用のバレルでハードダーツ用のボードでプレイする際に使うアイテムである「コンバージョンポイント」についてご紹介します。
コンバージョンポイントとは?
コンバージョンポイントとは、ソフトダーツ用のバレルに装着する硬い素材のポイント(チップ)のことです。
ソフトダーツ用のバレルとハードダーツ用のバレルの違いは?
ソフトダーツは先端にプラスティックのチップを装着します。そのため、バレルの先端は凹型のネジ構造になっています。
ハードダーツは先端が針になっています。
上記のように、ソフトダーツ用のバレルとハードダーツ用のバレルの違いがおわかりいただけると思います。
ハードボードにソフトダーツ用のチップを使っても問題ないか?
ソフトダーツ用のチップでも、ハードボードに刺さること刺さります。
しかし、いくつか問題があります。
- 刺さりにくく抜けやすい
- ボードを痛める
練習用では気にしないという方もいらっしゃるため、絶対ダメとは言い切れません。
しかし、本格的に投げるうえではおすすめできません。
刺さりにくく抜けやすい
ハードダーツ用のポイントと比較し、ソフトダーツ用のチップは先端が丸く太いです。そのため、刺さりは圧倒的に悪いです。
また、ハードボードは麻などでできておりますが、ソフトダーツ用のチップ(樹脂)では滑ってしまいます。そのため、ひっかかりが弱く、すぐに抜けます。
ボードを痛める
ハードボードは繊維状になっているので、穴が空いてももある程度修復します。
しかし、針状のポイントであれば、穴は小さく済みますが、ソフトダーツのチップは、先端が太く丸まっているため、大きな穴が開きます。
これが、ボードを痛める原因となります。
コンバージョンポイントの選び方
コンバージョンポイントを選ぶポイントですが、個人的には以下を基準にしております。
- 値段(コスパ)
- 素材(重さ)
- 形や長さ
値段(コスパ)
安いもので300円ちょっとで、2000円近くするものもあります。
耐久性はおおむね良く、数ヵ月~1年使えます。(※後述のL-Styleのハードリップだけは例外)
ソフトダーツと比較すると1本あたりの値段は高いですが、耐久性が良いのでコスパは良いです。
素材(重さ)
素材は大きく分けて、軽い素材と思い素材に分かれます。
ソフトダーツのチップが0.3gほどです。軽い素材だと、ソフトダーツのチップと同じくらいに設計されているものもあります。
重い素材は、チタンやアルミなどです。1.0~2.0gくらいになります。
形や長さ
形や長さもソフトダーツと比較するとバリエーションが多様です。極端に長いものもあれば、細いものもあれば、回転するものもあります。
おすすめのコンバージョンポイント
L-style(エルスタイル)ハードリップ
L-styleさんから発売されているコンバージョンポイントです。
ソフトダーツのチップとほぼ同じ重さ(0.30g)で作られているのが最大の特徴です。
メタルカーボン製という、他のメーカーではあまり見られない素材を使うことにより軽さを実現されているらしいです。
ソフトダーツと同じバランスで使用したいという方には、これ一択と言っても過言ではありません。
表面がザラザラしているため、刺さりも良く抜けにくいです。
欠点は、すぐに削れて短くなります。1日何時間も投げる人だと、1~2週間で短くなり、刺さりづらくなります。
個別のレビュー記事は>>>L-style(エルスタイル) ハードリップのレビュー | 武器商人@ダーツのブログ
Harrows(ハローズ) コンバージョンポイント ブラス
Harrowsから発売されているコンバージョンポイントです。
400円ほどと圧倒的に安くコスパが良いです。
針の付け根の部分(金色のところ)に膨らみがあり、バレルが延長されたような形になります。
重さは、約2.0gと比較的重いです。
少なくともハードダーツでは、刺さりが重要になってくるため、多少重いほうが有利です。したがって、意図的に重めに長めに設計されているのではと推測します。
刺さりも良いです。
僕もよく使っていますが、他にもユーザーは多く、かなりおすすめできるコンバージョンポイントです。
個別のレビュー記事は>>>Harrows(ハローズ) コンバージョンポイント ブラスをレビュー | 武器商人@ダーツのブログ
One80(ワンエイティー)リフレックスポイント
One80から発売されているコンバージョンポイントです。
先端が非常に細い、刺さった際に「びよ~ん」と独特の感触がします。
この細さと刺さり方から、上手いこと狙えば、グルーピングに非常に有利なこと間違いなしです。
DYNASTY(ダイナスティ) コンバージョンポイント
DYNASTYから発売されているコンバージョンポイントです。
ソフトダーツのチップの形に似ているので、ソフト中心にプレイしている人にとっても違和感がないです。
先端がザラザラしているので抜けにくいです。
先端が細いせいもあるかと思いますが、ダーツボードが傷みにくく長持ちします。
個別のレビュー記事は>>>DYNASTY コンバージョンポイント <2BA Type-S>のレビュー | 武器商人@ダーツのブログ
TARGET コンバージョンポイント チタニウム グルーブ プレーン
TARGETから発売されているコンバージョンポイントです。
先端にくぼみが入っているのが特徴的です。
ソフトダーツと違って、ハードダーツは刺さることが必須なので、ありがたい形です。
昔ながらのやり方で、やすりで傷を付けるのもありですが、元から抜けない工夫がされている商品も多々あります。
そして、本格的な標準的な形のコンバージョンポイントにもかかわらず、値段が800円ほどとコスパもかなり良いです。
こちらも無難な選択肢という印象です。
Unicorn(ユニコーン)CONVERTA 360 POINTS コンバージョンポイント
Unicornから発売されているコンバージョンポイントです。
重さが3.25gと重量感があります。
また、先端が回転するのが特徴的です。
ダーツ同士がぶつかった際の干渉を防ぐのに有効です。
ユニコーンのCONVERTAっていうコンバージョンポイント
(好き嫌いは別れそうですが)、回転するんですよ pic.twitter.com/A1OOK2bw2d
— 武器商人🎯ダーツのブログ🔰自己紹介考え中🔰 (@BukiDartsBot) December 12, 2020