L-style(エルスタイル) ハードリップのレビュー

4.0

どうも、武器商人(@BukiDartsBot)です。

L-styleさんから発売されているハードリップという商品をご紹介します。

ハードリップはソフトダーツとハードダーツをほぼ同じような感覚で投げることができる優れものです。

ソフトチップとコンバージョンポイントの重さの違い

ソフトダーツのバレルでハードダーツをプレイするのに必須のコンバージョンポイントですが、ソフトダーツのチップとハードダーツのポイントでは重さがだいぶ違います。

ソフトダーツのチップでハードダーツボードを使うことは不可能ではありませんが、抜けやすかったりボードを傷めやすかったりするので、コンバージョンポイントをおすすめします。

参考までに、当商品と他メーカーのコンバージョンポイントを計測してみました。

素材やサイズや作りによって重さは異なりますがほんの一例として参考になれば幸いです。

L-styleハードリップは0.30g

ダイナスティのコンバージョンポイントは1.60g

その結果、バランスがまったく別物になり、飛びが変わってしまうことが多いです。

ソフトダーツとハードダーツはスローラインの距離やボードのサイズも異なるため、別物だと割り切ってしまうのも手です。

しかし、ソフトダーツの練習用にハードダーツボードを使用する人にとっては大きな問題です。

ハードリップとは?

ハードリップの大きな特徴はソフトダーツのチップとほぼ同じ重さというところです。

メタルカーボンという素材を使い、Lippointとほぼ同重量(バランスを変えない)の設計になっているとのことです。

実際に計測した結果も再度掲載します。

その他にも、ハードリップの製品外箱の裏にも書いてありますが、

  • ボードに喰らい付く先端形状
  • 予備付き計6本で1200円(1本あたり200円)
  • 誤投防止の印刷入り

も特徴です。

また、長さが25mmと30mmの2種類があるため、好みによって使い分けも可能です。

30mmのほうですが刺さりやすく抜けにくい印象ですが、ソフトと同じ長さという意味では25mmのほうが良いという方もいるので用途によって使い分けてみてください。

以下、Amazon.co.jpの商品説明を引用します。

Lippointと同重量のハード用コンバージョン。
ハードリップは、Lippointとほぼ同じ重さで作られています。
そのため、ソフトダーツのバランスで投げ慣れている方も違和感なくハードダーツに移行することができます。
ソフトダーツプレイヤーなのにご家庭にはハード用ダーツボードを設置されているという方も、ハードリップを装着すればハードボードでソフトダーツの練習をして頂くことができます。

■スペック
全長 25mm・30mm

■特徴
1) ソフトからハードへの移行を容易にし、ダーツの可能性を最大限に。
2) メタルカーボン製でLippointとほぼ同重量のため、ソフトからバランスが変わりません。
3) ボードに喰らい付く先端形状は、スティールをも超える。
4) 予備付き計6本入りで、印刷やメッキは誤投防止の目印に。
※Hard LipはTARGET社との業務提携により全世で界発売されている。

ハードリップを実際に使った感想

刺さりが非常に良く抜けにくい

とにかく、抜けにくい!!!

コンバージョンポイントは、ステンレスなどの素材でできている場合は、つるつるして抜けやすいことがあります。

シャープナーなどヤスリのようなものでわざと傷をつけて抜けにくくする必要のある場合も多いのですが、ハードリップはそのようなメンテナンスは不要です。

もともとの素材がざらざらして滑りにくい素材でできているためかと思います。

そのため、ボードから落下するなどもないので、家投げ環境でも使いやすいです。

耐久性は良くない

使用しているうちにいつの間にか削れていき、先が丸くなりどんどん短くなっていきます。

先が丸くなって短くなると、刺さりが悪くなり、抜けやすくなります。

予備付きで6本入りだというところと、1本あたり200円という値段を考えれば、そういうものだと割り切ってしまう他なさそうです。

もし、長期的に使用する場合は、数セット多めに購入しておくことをおすすめします。

ハードリップの購入先