10年前くらいと比べると、ダーツの技術に関する情報は格段に増えたらしいです。そして、インコインの料金低下・投げ放題の増加により、ダーツが上手なプレイヤーの数は激増しているらしいです。
ダーツバーに行けば、上手なプレイヤーと簡単に接することが出来ます。
しかし、仕事や家庭の関係でダーツバーに行けない人もいますし、近くにダーツバーが無い人もいるわけです。
ダーツの独学ってどうなんでしょう???
ふと疑問に思って書き進めてみました。
僕のダーツ歴や環境について
はじめてダーツを触ったのが10年くらい前。そのときは、週に1~2回、お酒を飲みながら軽く投げる程度でした。レーティングはCフラからいっこうに上がらず。
東日本大震災直後くらいに、引っ越しがあったり転職があったりと、生活環境に大きな変化があり、まったく投げなくなりました。
再開したのが2017年の1月くらい。そこからはわりと本格的にやっています。
ホームショップは家の近くのダーツバーです。僕の住んでいる地域にはダーツバーが無かったのですが、再開のキッカケになったお店です。オーナーからお客さんまで、ダーツ初心者ばかりのお店でした。
ゆえに、僕は今までほぼ独学でダーツをやってきました。
参考までに、お店の累計ランキング。Aフラさえも居ないorz
近いうちに僕がAフラになりAAになるんでお待ちください(笑)
まずは心構えから
偉大なダーツプレイヤーになるためには、
・人種
・性別
・年齢
・身長
・体重は関係ない。
必要なのは、
・情熱
・練習
・決断そして自分を信じること。
内に秘めた自分の「力」を見付け出せ。 https://t.co/0i2i1yLWQz
— 武器商人@ダーツのブログ (@BukiDartsBot) 2019年4月11日
偉大なダーツプレイヤーになるには「自分を信じること」が重要って、フィル・テイラーが言っていました(笑)
偉大なダーツプレイヤーになれるかはわかりませんけど、Aフラ~AAフラくらいにだったら誰でもなれると思って信じてやっていますし、その途中経過もこのブログで報告して行こうと思います。
教えるがいない環境は不利か?
まわりに上手な人が多いほうが上手くなる。
これはおそらく事実です。(“おそらく”と濁している理由はのちほど)
「しっかりと教えることが出来る人がいたほうが上手くなる」のはおそらく間違いないです。
しかし、しっかりと教えられることが出来る人はどれほどいるんでしょうか?
先日、大和久明彦プロとツイキャスにでお話する機会がありました。その際にいろいろと聞いたお話を元に話すと、情報が増えた結果、「故障イップス」(=「壊れる」)も増えたらしいです。
皮肉な結果ですが、上手くなる環境は故障イップスになりやすい環境でもあるのではないか?と僕は思います。
ちなみに、僕のホームでイップスになった人はいません。。
個人的な観察結果ですが、イップスという概念を覚えた人がイップスになるイメージ。「イップス?何それ?」という人は、イップスになりません。
武器商人調べ
独学っていうのは不利な反面、マイペースで出来るのがメリットです。
参考)大和久さんから聞いたお話のまとめ
教えてもらうことは出来るが代わりに練習してはくれない
僕は基本的には独学でダーツをやってきていますが、たまにプロの方と投げる機会があります。
その時に、投げ方についてアドバイスをもらうことはあります。
良いアドバイスをもらったことも多々あると思うのですが、それを身に付けるまでには時間もけっこうかかります。
「アドバイスあるある」だと思っているのですが、アドバイスを受けた直後は謎によく入ります。それこそ、魔法にでもかかったかのように動きがガラっと変わることがあります。
そして、翌日、魔法が解けたかのように元の動きに戻ったり(笑)
それほど、自分の身体に覚えこませるには時間がかかります。
(頻繁にアドバイスを受けたとしても消化不良になるんではないか?とさえ思います。)
アドバイスが合っているのか合っていないのかを問わず、練習をするのは自分です。上手くなる上で一番重要で、一番時間をかける部分が練習で、それを代わりにやってもらうことは出来ません。
僕の場合は、レーティングが上がらないとしても、何かの目標を持って練習することが好きなんで、苦じゃないですけどね。
自分の投げ方を説明できるか?
たまに、他の人がプロに教えられている現場を見たことがあります。
いつも思うのが、投げ方を教えてもらう以前に、自分の投げ方を説明出来ない人がけっこういます。
自分の身体について一番知っているのは言うまでもなく自分自身です。
上手な方が「こうするのはどう?」という選択肢を出して来たとしても、自分に合うかどうかは自分しかわかりません。
例えば、僕はリリース時に払う癖があります。テイクバック時にフライトが顔に当たるので、それを避けるべく斜めに引いています。斜めに引いている結果、リリース時にそれを戻さないと、ダーツがすべて左側に飛んでしまいます。スローラインの立ち位置もグリップも、払うこと前提に自分で選択して選択してきました。
今現在、横ズレする悩みがあって、それを解決しようと練習に取り組んでいます。
「こうするのはどう?」と別の選択肢として教えてもらったことがありました。しかし、過去の試行錯誤の結果、そのやり方では自分には合わないという自分なりの答えを持っていました。その時は、僕の場合こうなるから今のやり方にしていると伝えました。
結果的にはもっと踏み込んだアドバイスをもらえたので、なお良かったです
誰かに教えてもらうにしろ、自分のすべてを把握してくれているわけではないので、自分の投げ方を説明出来るって重要だと思います。ダーツ談義でも盛り上がるっていう楽しみもあるので、ダーツコミュ力を上げることはその意味でも重要だと思います。
自分の投げ方を説明できないにも関わらず、上手い人に何かを教えられると、根拠もなく投げ方を変更する人も少なくないように感じます。
スロー動画を撮影することの重要性
自分の投げ方を説明出来ることが重要と書きましたが、スロー動画を撮っておくことをお勧めします。
たまに、自分の投げ方はこうですと説明しているにも関わらず、説明と動作がまったく違う人がいたりします。僕もそのうちの一人かもしれません(笑)
また、ダーツバーに行くとよく、「投げ方変わった?」とかなりの確率で言われます。
フォームはその日の身体の状態によって微妙に変わっていくものだと思っているので、変わることはおかしいことではありません。
問題は、その変化が良い変化なのか悪い変化なのかです。
「自分ではこう投げていると思っているのに実際は違う投げ方をしている」っていう部分に関しては、あまり良くない傾向であることが多いのでチェックしておいたほうが良いと思っています。
このレベルになると、もはや言葉での説明やメモだけではわからないので、動画で撮影することをお勧めしています。