PERFECT2019第3戦(静岡)入場料1500円の是非

kschneider2991 / Pixabay

意外とインパクトあったようなのでブログに書こうと思いました。

今まで無料だったものが有料になればそれは騒がれるだろうなと思いつつも、、、実は去年も入場料を取ってやっていました。

去年も話題になりましたし議論になりました。

それを踏まえた上で、PERFECT2018第20戦(東京)@池袋ダーツスタジアム※2018/08/26を観戦しに行ったほどです。その時点では、風営法からデジタルダーツが外れるという通達も無かったので、風営法許認可済みの既存店でどう運営しているかも観たかった意図もありますが。

PERFECT2019第3戦(静岡)の入場料

全部は引用しませんが、話題になっているのは以下です。

観戦入場料 1,500円(2ドリンクチケット、2019公式ポスター付) 途中退場、再入場可 高校生(18歳)以下は入場無料 出場選手は入場料が発生いたしません。
[第3戦] 静岡 2019.3.9 | PERFECT プロソフトダーツトーナメント

入場料は今後基本的にありになると思われ

昨年の第20戦は1000円(2ドリンクチケット+何かもらった)でしたので、500円アップ。入場料という名前はついておりますが、ドリンクチケットが付いているので、実質的な入場料ではありません。

去年もいろいろ議論がありましたが、ほとんどが賛成だったと記憶しております。

  • 入場料を取ったり取らなかったりの一貫性の無さ
  • 金額の妥当性の無さ

が批判の対象だったと記憶しております。

特に、後者が深刻で、売上の増加は必須であるものの、1000円や1500円で何になるの?といったところではないでしょうか。

恐らく、PERFECTのツアーを運営して行くには、入場料は必須で、やり方だけの問題になっている状況と察します。

収入関連をざっくりと推測

まだ終わっていない大会の評価をすることは困難なので、昨年の第20戦を振り返り、自分なりに分析してみます。正直、1000円や1500円は焼け石に水なんじゃないかと思っています(笑)

入場料

池袋ダーツスアジアムに集まった観客はおそらく100名~200名ほどだったと思います。入場料売上としては、10万円~20万円やそこらでしょうか。(同時に入り切るほど会場は大きくないので、入れ替わり立ち代わりでそのくらいという予想です。)

施設使用料分担金

選手の参加人数は240名(男子単独開催)へと制限がかけられていました。会場キャパの問題でしょう。選手は、大会出場にあたり、施設使用分担金を支払わなければいけないのですが、PT100の場合は12000円らしいです。合計すると288万円です。

ドリンク売上

酒を飲む気まんまんで乗り込んで行ったのですが、ものすごい熱気で熱中症気味になりました。アルコールは身の危険を感じたので、1杯のみで残りは全部水だけ飲んでいました。

たしか、水は300円だったと思います。自販機もすべて使用禁止になっていて、ドリンクを買うのにも並ばなければならない状況。結局、水を4回か5回くらいは購入したと思います。

トイレに行くにも並ばなければならない状況。

この状況では、酒の売上はたいして無かったと思っています。

水は割高でも良いので自販機で販売して欲しかったです(泣)

運営コスト関連

さっぱり予想がつかず(笑)

どこかに収支公開されていたりしませんかね???

大会運営の見直しも必要なんじゃないかと

入場料と施設使用料分担金を計算してみるとわかるように、観客よりも選手のほうが圧倒的に大きな負担を支払っています。

その割には、参加人数が増えれば増えるほど、会場が狭くなり環境が悪くなります。選手の控室はかなり狭くなるようです。(選手に聞いた話によれば)

より快適な環境で大会を運営するには、参加選手を減らすか会場を大きくするしかないでしょう。ダーツというスポーツのメリットを生かすには、小規模な会場での開催だと思っていますので、PT100あたりはコンパクトに運営していったほうが良いのではないかと思っています。

開催地域や参加制限なども設けつつ、男子であれば120名程度がベストかなと。施設使用分担金は144万へと激減しますが、交通費や宿泊費の負担も減ると思いますので、何とかなるのではないかとw

収入が減ったら、賞金にも影響が出るんじゃないの?と思われる方がいるかもしれません。しかし、には、賭博罪がありまして、参加者から集めたお金を賞金として分配すると違法になります。ということで、施設使用料分担金は減っても賞金には影響が出ないということになります。

逆に、大会の試合進行に余裕が出てくれば、グッズ販売やファンサービスもしやすくなると思うので、売上増加の余地は充分にあると思うのです。

ただし、、、

一般大会と同時開催前提での大会運営を考えているようでは、上記に限らずですけど。。