PERFECT2019の開催日程が出ておりますので、あれこれ書いて行こうと思います。
PERFECT2018とPERFECT2019の変化点
著作権を留意し出典を明示しますが、基本的には参照しなくても良いポイント中心にレビューしていきます。
出典: ・PERFECT2018の日程 ・PERFECT2019の日程
開催数
PERFECT2018
- 男子29戦(PT300→3、PT200→13、PT100→11)
- 女子20戦(PT300→3、PT200→13、PT100→3)
PERFECT2019
- 男子35戦(PT300→4、PT200→18、PT100→13)
- 女子22戦(PT300→4、PT200→18)
変化点とツアーポイント
- 開催数が増えた
- PT300は1つ増加、PT200は5つ増加
- 女子のPT100が0に
また、前年同様ツアーポイントに制限があります。今年は女子にもツアーポイントの制限があります。
2019PERFECTツアーのランキングポイントシステムは、男女ともに上位21大会のポイントが年間ランキングの対象となります。
2019PERFECT について | PERFECT プロソフトダーツトーナメント
男子の場合、PT100に1つも参加しなくとも、上限の21大会をこなせます。
外部要因(PDCアジアンツアーなど)も後ほど述べますが、PT100には有力選手(特にトップ10以内確定のレベル)が出場しないなどの可能性も出て来るかもしれません。
女子の場合は、開催数自体はそれほど増えておりませんが、内訳が大きく変わります。PT300とPT200のみになるため、賞金額という意味では、前年度より待遇がアップしていると見ていいと思います。
外部要因
PDCアジアンツアー
2018年よりPDCアジアンツアーが開催されておりますが、2019年の日程も出ております。
S-Dartsマガジンさんの記事で日本語訳が載っております。
昨年同様、PERFECTの日程と重複してしまうこともありますが、基本的には両方とも参加しやすい日程になっていると思います。また、前述のように、男子の場合は切り捨てられる大会が増えるので、こちらを優先する選手も増えると思います。
地方ツアーの動き
2018年風営法の変更の影響もあるかもしれませんが、地方でもツアーが開催される動きがあるように見えます。賞金有無などは未確認ですが、将来的には賞金が付いていくような動きになるのではないかと思います。
最初は、優勝景品としてプロツアーサポートなどの形になるかもしれませんが、プロツアーへの参加経費削減という意味では、良い方向に動くと思います。
東北ではEVOLっていうツアーが開始しますね。規模は小さいですが、再来年あたりはもっと大きくなっていっていると期待します。
一般大会に賞金
こちらも2018年風営法の変更の影響もあるかもしれませんが、一般大会で賞金が出しやすくなっていたりします。ノンプロが賞金を得ることに対して、法的な規制は無くなっていると見えるので、地方の一般大会でプロアマ混合の大会なども開催されるかもしれませんね。
総括
PERFECTだけを見ても、参加しやすいプロトーナメントになっていく方向性が感じられます。他にも選択肢が増えたことにより、ダーツのプロという存在が一般的に認知されやすい環境になって行くのではと思います。