畑野千春プロのレッスン動画を改めて観る

ツイキャスでこういった意見をいただきました。

大和久さんのお話を聞いたら畑野千春プロのレッスンの動画とシンクロした

実は、僕もそう思いました。

まず、大和久プロの書起しの第一弾で「癖」について書きました。

大和久明彦プロ「癖は直すものではなく利用するもの」| 右回転も問題無し
癖は直すものではなく利用するもの。引っ掛かる人は引っ掛ける。払っちゃう人は払う。癖っていうものは、自然にやってしまう動作なので利用しない手はない。

実は、畑野千春プロも同じようなことを何度も言っています。

先ずは、クセがあっても良いので安定したフォームを意識して、ズレが生じたら修正する。 繰り返し繰り返しやる事でクセを武器に変えましょう!
雑! – 畑野千春の30才からのダーツのススメ

次に、大和久プロの書き起こしの第二弾で「ブルの高さ」について書きました。「ブルの高さ」を把握して、適度な位置に腕を出すという結論でした。

【ダーツ】大和久明彦プロ「ブルより下がる人はブルの高さを把握していないことが多い」
ブルより下に行きやすい人はブルの高さを把握していない人がほとんど。人間はブルを直線状で見るので、目線の高さにブルがあると錯覚する。ブルの高さを把握せずに腕を出すと、ブルより下に行ってしまうことが多く、ブルに入れるのは難しい。

この点については、畑野千春プロは同じような発言をしているのを確認出来ませんでしたが、関連性のあるお話をしていると僕は思いました。

畑野千春プロは、前傾姿勢になりすぎると飛ばないということを言及しています。

前傾姿勢になると必然的に利き手の肩が下がります。

そうすると、ブルの高さに手を出すのが窮屈になる可能性もあります。身長の高い方や、肩の可動域が広い方なら問題無いかもしれません。

しかし、人によっては前傾姿勢になりすぎると、ブルの高さに手を出すのが窮屈になると思うんです。

前傾姿勢になりすぎて手が上に出ないにも関わらず、無理やり持ち上げようとしてフォームをおかしくしている人も少なくないと思います。

極端な前傾姿勢を取り、利腕側の肩が下がる。 無理矢理高めにセットアップ。当然キツイフォームなので、振りが強くなり押しが少なくなるので、リリースポイントが極端に狭くなります。

トッププレーヤーでも肩が下がっている方多いですよね。彼らはそれを技術と練習量で補っています。 投げる時間が少ないプレーヤーには不向きなフォームだと言えます。
前傾姿勢とリリースポイントについて – 畑野千春の30才からのダーツのススメ

↑これね。。

前傾姿勢をしつつブルの高さに手を出すことに窮屈を感じるのであれば、もっと身体を起こしてあげても良いかもしれませんね。

そして、楽な体制で適切な高さに手を出す練習をするのが重要なんじゃないかと。

ご興味をお持ちの方は以下のリンクを参照下さい。動画も参考になりますよ。

前傾姿勢とリリースポイントについて – 畑野千春の30才からのダーツのススメ