DARTSLIVEのレーティング
ソフトダーツのプレイを楽しむ上で、レーティングは重要な指標です。ダーツライブの場合、レーティングは1~18まであります。
トッププレイヤーのレーティングはいくつかをご存知ですか?
SUPERDARTS2018でフィル・テイラーを下して優勝した村松治樹プロはレーティング18です。ポール・リムもレーティング18です。
出典>>>DARTSLIVE OFFICIAL PLAYER(ダーツライブオフィシャルプレイヤー) | DARTSLIVE
実は、ダーツライブのレーティングは18以上は、正しく計算されていないのが現状なんです!
詳しく数字を見て行きましょう。
DARTSLIVEのレーティング体系
DARTSLIVE RATING 換算表
DL FLIGHT | DL2 FLIGHT | 01 | CRICKET | RATING |
---|---|---|---|---|
C | C | 0.0 ~ | 0.00 ~ | 1 |
40.0 ~ | 1.30 ~ | 2 | ||
45.0 ~ | 1.50 ~ | 3 | ||
CC | CC | 50.0 ~ | 1.70 ~ | 4 |
55.0 ~ | 1.90 ~ | 5 | ||
B | B | 60.0 ~ | 2.10 ~ | 6 |
65.0 ~ | 2.30 ~ | 7 | ||
BB | BB | 70.0 ~ | 2.50 ~ | 8 |
75.0 ~ | 2.70 ~ | 9 | ||
A | A | 80.0 ~ | 2.90 ~ | 10 |
85.0 ~ | 3.10 ~ | 11 | ||
90.0 ~ | 3.30 ~ | 12 | ||
AA | AA | 95.0 ~ | 3.50 ~ | 13 |
102.0 ~ | 3.75 ~ | 14 | ||
109.0 ~ | 4.00 ~ | 15 | ||
SA | 116.0 ~ | 4.25 ~ | 16 | |
123.0 ~ | 4.50 ~ | 17 | ||
130.0 ~ | 4.75 ~ | 18 |
出典>>>DARTSLIVE HELP
特に、レーティング18以上の数字が臭いです!レーティング18以上のプレイヤーは、レーティング表記がおかしいことに気付くはずです。
DARTSLIVEオフィシャルプレイヤーのレーティングとスタッツ
名前 | RATING | 01Stats | クリケStats |
---|---|---|---|
ポール・リム | 18.11 | 132.11 | 5.61 |
村松治樹 | 18.10 | 131.16 | 5.63 |
勝見翔 | 18.07 | 131.36 | 5.28 |
安食賢一 | 17.72 | 125.41 | 5.34 |
野毛俊平 | 17.57 | 121.66 | 4.94 |
榎股慎吾 | 17.45 | 120.11 | 5.09 |
鈴木未来 | 16.75 | 117.43 | 5.11 |
出典>>>DARTSLIVE OFFICIAL PLAYER(ダーツライブオフィシャルプレイヤー) | DARTSLIVE
01スタッツは7.0違うとレーティング1つ分の差ですし、クリケットは0.25違うとレーティング1つ分の差です。鈴木未来プロと野毛俊平プロと比較すると、01は4.23劣っていますが、クリケットは1.7も上です。
そうすると、レーティング的にはだいたい同じになっても良さげなはずです。
しかし、現実はそうなってはおらず、鈴木未来プロのほうがレーティングが0.7近く下です。
これはおかしい。どうやら数字に裏がありそうだということで計算してみたところ、驚きの事実が。。。
実は、、、クリケスタッツは4.75以降は計算されないようです
MAXレーティング18のクリケスタッツである4.75以上は計算されていないらしいです。
要するに、クリケスタッツが4.75以上ある選手は、クリケスレーティングは18として固定され、01スタッツだけでレーティングが計算されているということになります。
尚、01スタッツに関しては、レーティング18以上も計算されるため、表示レーティングが18を超えることはあります。
例えば、日本最強の呼び声高い、浅田斉吾(あさだせいご)プロのレーティングは以下です。
まぁまぁ上がっとる🎉 pic.twitter.com/2XEgNAWBeZ
— 浅田斉吾[SeigoAsada] (@seigo_asada) 2018年8月24日
勝見翔プロ(RT18.07/01→131.36/CR→5.28)と比較するとわかりやすいです。
名前 | RATING | 01Stats | クリケStats |
---|---|---|---|
勝見翔 | 18.07 | 131.36 | 5.28 |
浅田斉吾 | 18.19 | 136.11 | 5.97 |
クリケットのスタッツは0.69も違います!!!
クリケットレーティングは0.25で1つ分の差ですから、本来ですとレーティングが3つ近く違っていてもおかしくない差です。
ところが、レーティングはたったの0.12しか変わりません。01にも違いがあるとしても、ちょっとおかしな結果ですよねぇ。
ただ、先ほども書いたように、レーティング18以上の部分は01スタッツしか計算されていないと見れば、納得の行く数字だと思います。
そして、上には上がいて、大和久明彦プロは驚異のレーティング18.20オーバー(笑)
よし仕上がってきたぞ😎 pic.twitter.com/hxy50XhDFY
— 大和久明彦 (@aki0009aki0009) 2019年2月20日
レーティング18以上を計算するとしたら
01 | CRICKET | RATING |
---|---|---|
123.0 ~ | 4.50 ~ | 17 |
130.0 ~ | 4.75 ~ | 18 |
137.0 ~ | 5.00 ~ | 19 |
144.0 ~ | 5.25 ~ | 20 |
151.0 ~ | 5.50 ~ | 21 |
158.0 ~ | 5.75 ~ | 22 |
165.0 ~ | 6.00 ~ | 23 |
172.0 ~ | 6.25 ~ | 24 |
179.0 ~ | 6.50 ~ | 25 |
実際問題、こんなスタッツを出すプレイヤーはいないとは思いますが、理論上最大の数字まではレーティングを用意するべきです。
おそらく、DARTSLIVEのレーティング体系を制定した時期、レーティング18相当の数字を出すプレイヤーがこれほどゴロゴロ出現するとは考えられていなかったのでしょうね!
しかし、今現在は、レーティング18を超えるレベルのプレイヤーはちらほらいます。
クリケットに限って言えば、4.75以上はザラにいます。
しっかりと計算するのであれば、JAPANやPERFECTの上位プレイヤーはすべてレーティング18オーバーです。
浅田斉吾プロなんて、レーティング23相当打っているわけです!
同じレーティング18でもずいぶんとスタッツ差が出てきているわけですから、レーティング体系の見直しが必要な時期ではないかと思います。
大和久明彦(おおわくあきひこ)プロからコメントいただきました
Rt18のなかにも段階があります!
同じ18でも18.00から18.09の人と
18.10から18.19の人と18.20超える人
でスタッツだいぶ変わりますよ😎👍
— 大和久明彦 DYNASTY TRIPLEIGHT (@aki0009aki0009) 2019年2月26日
クリケスタッツ5.1でも6.1でも同じ18だからもう少しRt増やしてくれないとつまらないですね😅
— 大和久明彦 DYNASTY TRIPLEIGHT (@aki0009aki0009) 2019年2月26日
今やJAPANの上から30位くらいまでほとんどRt18ある人ですね😅
— 大和久明彦 DYNASTY TRIPLEIGHT (@aki0009aki0009) 2019年2月26日
柴田豊和(しばたとよかず)プロからコメントいただきました
僕も18ですが130の4.75超えてくるとRtは全然上がらなくなります。
めっちゃスタッツ上がった!って思っても0.03とかw
18にいったらその0.なんちゃらが
Rtみたいになってきますw— 柴田 豊和 (@1044JOKERDRIVER) 2019年2月27日
JAPANレディースの女子プロのレーティングについて
別記事にまとめました。
参考までにどうぞ!!!
レーティング詐称問題との兼ね合い
DARTSLIVEOPENなどの大会では、レーティング詐称やサンドバッキングが問題になることが多々あります。簡単に言うと、予選にて申請時のレーティングより3以上高い数値を打ったら失格となるルールです。
クラス分けやオートハンデを採用すれば、不正防止の関係上やむを得ない制度ではありますが、このレーティング不備の兼ね合いで考えるとどうでしょうか?
先日(2019/2/17)、DLO京都が開催されましたが、サンドバッキングルールで失格になった方が多かったそうです。しかも、チームレーティングではなく、個人レーティングで判断されたそうです。※細かい判断基準については未確認。
この点に関して、レーティング15以上の方はどうなるのでしょうか?レーティングのMAXは18なのだから、01スタッツ150を打ってもサンドバッキングルールには抵触しません。クリケスタッツで6.0以上打っても同様です。参考までに、01スタッツ150はレーティング約21相当で、クリケスタッツ6.5はレーティング25相当ですよ(笑)
従って、DLO京都では、レーティング10くらいの人を複数集めるよりも、レーティング15以上の人と低レーティングの人が組むのが最適解だった可能性はあります。
もっとも、それはあってはいけないことなので、今後改善して行かないとダメだと思いますけどね(笑)
レーティング18はおっぱいでいうとIカップ
面白い調査結果が得られたのでこちらの記事もおすすめです。
ダーツのレーティングとおっぱいのカップ数は、だいたい同じような分布っぽいです。
ちなみに、Aフラはおっぱいで言うとEカップからFカップにかけてです。
※けっこう大きいですね。
そして、レーティング18はIカップです!!!20