どうも、武器商人(@BukiDartsBot)です。
クリケットのオーバーキルについてですが、旧ブログで人気のあった記事をリライトしました。
オーバーキルとは?
クリケットでの点数が200点以上離れている場合に加点すると無効になるルールのことです。
クリケットは最終的に得点の多いほうが勝ちというゲームです。
これが例えば、延々と加点していき、相手方より点数が上回っていれば勝ちとなったらどうでしょう?基本的に先行のほうが得点の高いナンバーを持っているため、延々と加点して行って勝つという戦略を取る人も増えるかもしれません。
戦略としては面白みがかけるために設けられたルールだと思います。
200点という点数は、クリケットの得点を考慮して決められたそれなりに合理的のある点差だと思います。TON80で180です。つまりは、TON80でも逆転出来ない200点という得点差があるのに、更に加点できないよというルールです。
オーバーキルはマナー違反?

dadaworks / Pixabay
マナー違反とする説
このオーバーキルですが、マナー違反だと言われることがあります。
例えば、Google検索順位で上位表示されているサイトでは以下のように記載がされています。
オーバーキルは重大なマナー違反
ダーツでたまに見かけるクリケットでのオーバーキルとは | ダーツ上達のコツはここにあり!|関連情報まとめサイト
この記事の言わんとすることはわかります。
確かに、明らかにゲームの展開上不要な場面で加点をするのは、好ましくないと言ってもいいかもしれません。
更にこのブログを読み進めていくと、けっこうビジネス臭の強い投稿が多く見受けられます。多少過剰な書き方になっているように見受けられます。
一つの説としては参考になると思いますが、「野球投げ禁止」のように絶対的なマナー違反ではないのは間違いないです。
マナー違反ではないとする説
僕は、一概にはマナー違反ではないと思っています。
もともと、オーバーキルはルールとして制定されております。200点以上点差がある場合に加点に行けば無効になるため、打った人が損をするだけです。01でアレンジをミスってBUSTするのと何ら変わりはありません。
ルール通りに処理されるだけなので、マナーの問題にするべきではないと思います。
クリケットの戦略は自由です。点数をオーバーしたら他ナンバーに行かなければならないというルールはありません。ルールに違反しない限り、加点を優先にしても何ら問題ありません。
理論家と言われる樋口雄也プロも以下のような投稿をしております。
クリケットの勝利条件は「ラウンドオーバーした時に点数高い方が勝ち」
オーバーキルするのも戦略。(キル後の追打ちはマナー的に🙅♂️)
また、「リードしてる方が先に全部閉めたらそこで終わる」からリードしてる方が走るのもあり。
負けてる方が点数に関係なくクローズから着手するのもあり。 https://t.co/ugurM8QQqt— 樋口雄也🎯TARGET (@dancingduck180) 2018年9月6日
オーバーキルをやってしまうパターン
オーバーキルをやってしまう場合は、以下が多い気がします。
- 単純にオーバーキルルールを知らなかった
- 点数を厳密に把握していなくてうっかりやってしまった
- 200点くらい点差を付けていて他陣地を狙っている際にキャッチで得点してしまった
- 嫌らしい戦略の一つとして
1は単純に知らなかっただけですから、「すみません」で済む話です。もしかすると、何のことかわからなくてビックリするかもしれません。その場合は、教えてもらえば良いだけです。目くじら立てて怒る人はいないでしょう(良識ある大人であれば。。)
2の場合も同様です。「すみません。点差見てませんでした!」で済む話です。
3の場合も仕方ないです。
4の場合は確信犯ですね(笑)クリケットは相手の嫌がることをするというのも戦略の一つです。別に、ルール違反なわけではありませんから、それで相手がイライラして集中力を切らすのであれば、相手が悪いです。そもそも、意図的にオーバーキルできるレベルの人は、その辺熟知しているので、問題にはならないでしょう。
点差が大きい場合に加点すると不快だと思う人がいる
ダーツは誰もが楽しめるスポーツです。
競技としてやっている人もいれば、趣味でやっている人もいます。勝負勘やゲームの楽しみ方に違いはあるのは間違いありません。
知恵袋に以下のような回答がありました。
やられたら決していい気分にはならないですね、、、 なめられてるなぁって思います、、、 過度な点差付けは普段はやらないですが、相手のメンタルを削りたい時にやる事もあります。
ダーツ オーバーキルについて – 今日ダーツで対戦をしたのです… – Yahoo!知恵袋
非常に参考になる意見です。
趣味でやっているなら、ゲーム展開が一方的でつまらない要因になる過度なプッシュは不快に思うというのは納得できます。一方、ガチな勝負だと考えれば、勝ちやすい戦略や、相手の嫌がるプレイをするのも一つの手です。
参考までに、twitterでアンケートを取りました。
何点差がある場合に加点されたら不快に感じるか?というアンケートです。ぜひ参考にして下さい。
クリケットの加点についてのアンケート
加点が多すぎると不快感を与えるという意見を見たもので。。
〇点以上差があって加点に来たら不快に感じるとかありますか?
※ブログの記事の参考データとして引用する予定です
— 武器商人🎯ダーツのブログ (@BukiDartsBot) February 18, 2020
相手がいてのゲームなので舐めプは禁止!
ここまで、オーバーキルはマナー違反かどうかを考察してきました。
間違ってはならないのは、舐めプ(挑発的なプレイ)はマナー違反です!!!
なので、舐めプとしてのオーバーキルはもちろんマナー違反ですよ。例えば、オーバーキルの表示が出ているにも関わらず、何度も何度もオーバーキルをして相手を辱めるなどです。
もしかすると、世に広まっている「オーバーキルはマナー違反」という説は、舐めプとしてのオーバーキルのことを言っているのかもしれませんね。
舐めプは、オーバーキルそのものと若干重複する場合はありますが、直接的には無関係なので、あまり気にし過ぎることもないでしょう。
相手あっての対戦なので相手を尊敬する気持ちを忘れないようにしたいですね。
相手あっての対戦ですし
スポーツですので
相手を尊敬する心を忘れずに
私も頑張っていきたいなと思います#鈴木未来 pic.twitter.com/lAhJZHlDVh— たそがれ煎餅 (@tasogare_darts) February 11, 2020