【ダーツ基礎知識】ソフトダーツの2BAのネジ規格

どうも、武器商人(@BukiDartsBot)です。

ダーツを初めて触った時、チップとバレル、あるいはバレルとシャフトを結合する際、接続部分がネジ状になっていることに気づいたかと思います。

今回は、その中でも最も一般的な「2BA」について説明したいと思います。

現在販売されているソフトダーツのチップとバレルを繋ぐネジには「2BA」「1/4」「No.5」「4BA」の4つの規格が存在します。

2BAってなんぞや?

ホームセンターのネジコーナーを見ると、さまざまな種類のネジが並んでいます。見た目で太さが異なるものもあれば、同じような太さでもネジのピッチが違うため、合わないものもあります。

ネジのピッチとは、隣り合うネジ山の間の距離のことです。具体的には、ネジの軸に沿って、1つの山から次の山までの距離を指します。
よほどマニアックなホームセンターでないかぎり「2BA」と記載したネジはまず置いておりません。

2BAとは、ズバリイギリスのネジ規格の名称です。0BAから始まり、1BA、2BA、3BAと数字が増えるほど、ネジの径が細くなっていきます。

ダーツハイブのサイトの記載を読んでみる

2BAの太さについて説明する前に、まずはダーツハイブのサイトの記載を見てみましょう。

ダーツハイブの記事には、2BAなどのネジ規格について説明があります。その中で、2BAに関する記述を確認すると、外径が約4mmとされています。正直に言って、これは少々大雑把です。

参考)ダーツの規格について|ダーツノミカタ

2BAのネジ規格は?「10-32 unf」「No.10-32 UNF」など記載

2BAのネジ規格を調べる際に、ホームセンターのネジ規格説明案内が非常に役立ちました。

案内には、このように規格ごとにたくさんのネジ穴が空いています。これに2BAの凸ネジ、つまりシャフトなどを持っていき、実際にはめて確認した結果、ネジ規格が分かりました。

2BAのネジ規格は、「10-32 unf」「No.10-32 UNF」「ユニファイのNo.10」などと呼ばれます。

参考までに規格の詳細は以下です。

  • 外径: 約 4.83 mm (0.19インチ)
  • 下穴径: 約 4.1 mm (タップ用推奨下穴径)
  • ピッチ: 約 0.794 mm (1インチあたり32山)

ネットで2BAのネジを買ってみた | 何に使うかはおいといて…

「10-32 unf」「No.10-32 UNF」「ユニファイのNo.10」をキーワードに楽天市場で購入したネジが以下です。コンバージョンポイントの横に並べましたが、ぱっと見一緒ですね。

もちろん、ぱっと見一緒でもピッチなどが違うと合いませんので、実際にバレルに装着してみました。ドンピシャです。

購入先はこちらです。

No.10-32UNF細目ネジの使い道について

本記事は、2BAのネジ規格についての説明記事なので詳細は書きませんが、以下のように組み合わせてバレルの掃除に使えそうだなと思っています。

具体的な掃除のやり方について別記事で書きます。楽しみにお待ちください。