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百聞は一見に如かずです。ぜひご覧ください。
この動画の下でネタバレ記事を書くのであらかじめご容赦下さいm(_)m
1ラウンド目、先行の浅田斉吾プロが20の5マークに対して、知野真澄プロの取った攻めは何と19→20→18のホワイトホース。
セオリーで行けば19でオーバーしてからの20カットです。
試合後のインタビューによれば、あらかじめそうゆう攻めをする心構えがあったようです。
知野真澄プロと言えば、D-CRWN2011最終戦の伝説の最終レグと呼ばれているクリケットについて思い出さざるをえません。
これはすごいゲームでした。
先行のアニーさんが終始優位な展開で試合が進み、後攻の知野真澄プロは4連続スリーインアベッドを決めるもほぼチャンスのめぐって来なかった試合です。
4連続ベッドなんて、なかなか見れるものではありません。
しかし、知野真澄プロは負けたわけです。
話を今回のクリケに戻します。
昨年のスタッツランキングを見ても、今年のスタッツランキングを見ても、浅田斉吾プロのMPRは全選手の中でトップです。知野真澄プロのMPRと比較すると、0.2~0.3ほど高いです。
後攻の不利とシュート力(MPRから推定)を考慮すると、セオリー通りに攻めればチャンスが巡って来なかった可能性すらあります。
2018年、2019年と、優勝回数の少なかった知野真澄プロですが、実力は流石です。優勝回数が少なかったのは、不調などの原因があるかもしれませんし、浅田斉吾プロが好調だったということもあるかもしれません。
何というか、準備に余念がないというか、勝つべくして勝ったという気がします。
そういえば、先日THE WORLD2019 STAGE4にて、ボリス・カリチュマー選手が2連続ホワイトホースを出してクリケをあっという間に終わらせたゲームが話題になりました。
試合序盤にホワイトホースを出し、早い試合展開で終わらせるという戦術は、もしかすると今後もよく見られるようになるかもしれませんね。特に、スタッツで劣る選手が勝つには、こういう戦術もアリだと思います。試合中盤で持ち直され逆転されるケースもよくありますので。。
Best8でクリケ66秒で終わらせるボリス
コーラ飲む暇なんてなかった😎 pic.twitter.com/WKYcVhLp2v— おかか🎯darts (@okaka_darts) September 15, 2019
大和久さんもボリスみたいなことするかと思ったw pic.twitter.com/jdoq8rL4t4
— もとき (@yuki4_asu) September 22, 2019