【2025年最新版】ダーツボード静音ランキング｜賃貸・マンションでも使えるおすすめ

2021.01.03

どうも、武器商人(@BukiDartsBot)です。

この記事では、当ブログ経由で実際に売れているダーツボードの中から、特に評価の高いモデルをランキング形式でまとめています。

今回のテーマは、ずばり「静音性」です。

いくら機能や価格面で優れたダーツボードであっても、音が大きく、自宅で安心して使えなければ「家投げ」用としては成立しません。特に賃貸住宅や集合住宅では、刺さり音や振動、ミスショット時の衝撃音が気になり、購入をためらっている方も多いはずです。

そこで本記事では、実際の使用感やユーザー評価を踏まえながら、静音性に優れ、自宅でも使いやすいダーツボードを厳選して紹介していきます。

「賃貸でも安心して家投げしたい」「できるだけ静かなダーツボードを選びたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

静音性で選ぶダーツボードの3タイプ

静音性に優れたダーツボードと一口に言っても、使用目的や設置環境によって、ベストな選択肢は変わってきます。

本記事では、以下の3タイプのダーツボードを想定したうえで、静音性に優れたモデルを比較し、ランキング形式で紹介しています。

ハードボード

スティールダーツ用のボードで、麻などの素材で構成されているため、ソフトダーツ用の電子ボードと比較すると、刺さり音は圧倒的に静かです。近年はソフトダーツ規格（15.5インチ）に対応したハードボードもあり、ソフトダーツの練習用として使用する人も少なくありません。

特殊樹脂製のソフトダーツボード（オンライン非対応）

セグメントがゴムに近い素材で作られているため、ダーツが刺さる際の音が非常に小さいのが特徴です。また、オンライン対戦機能を搭載していないため、プレイ中の電子音も発生しません。ハードボードと比べると多少の音はありますが、それでも賃貸住宅などで使用している人が多いタイプです。ただし、該当する製品は、現状私が確認できている範囲では2機種しかありません。スコア管理は手動になりますが、「とにかく静かに家投げしたい」という方にとっては、有力な選択肢になります。

オンライン対応のダーツボード

オンライン対戦やアプリ連携が可能な反面、セグメント音や電子音が発生しやすく、静音性という点では不利になりがちです。ただし、近年は比較的静音性に配慮した製品も増えてきており、条件次第では選択肢に入れてもよいと考えています。

このように、どのタイプが最適かは、住環境や重視するポイントによって異なります。
次の章では、これら3タイプを踏まえたうえで、静音性を重視したダーツボードをランキング形式で紹介していきます。

 

過去に売れたダーツボードランキング

当ブログの記事より過去に売れた実績のあるダーツボードをまとめます。

DARTSLIVE-ZERO BOARD(ダーツライブ ゼロボード)

DARTSLIVE home(ダーツライブホーム)

GRANBOARD3s（グランボードスリーエス）

グランダーツ GRANBOARDdash（グランボードダッシュ）

D.CRAFT(ディークラフト) SPIDER PRO(スパイダープロ)

TRiNiDAD(トリニダード)ブリッスルダーツボード

 

静音ソフトダーツボードの価格比較

商品名 価格帯の目安
DARTSLIVE-ZERO BOARD（ダーツライブ ゼロボード） 約8,000円
DARTSLIVE home（ダーツライブ ホーム） 約28,000円
GRANBOARD3s（グランボード スリーエス） 約31,000円
GRANBOARDdash（グランボード ダッシュ） 約13,000円
D.CRAFT SPIDER PRO（ディークラフト スパイダープロ） 約7,500円
TRiNiDAD ブリッスルダーツボード 約6,500円

静音性を重視したソフトダーツボードランキング（筆者の使用感ベース）

【1位】★★★★★：TRiNiDAD(トリニダード)ブリッスルダーツボード

静音性を最優先で考えるのであれば、やはりハードボードに勝る選択肢はありません。
「それではソフトダーツ用ではないのでは？」と思われるかもしれませんが、本製品はソフトダーツと同じ15.5インチサイズで、ソフトダーツ用のチップでも問題なく使用できます。そのため、セッティングを変えることなく、普段ソフトダーツを投げている人がそのまま練習に使うことが可能です。

さらに、刺さり感や打感をもう少しソフトダーツ寄りにしたい場合は、L-styleから発売されている「ハードリップ」のような、ソフトダーツ用チップに近い重量のコンバージョンポイントを使用することで、より違和感の少ない感覚でプレイできます。

【2位】★★★★☆：DARTSLIVE-ZERO BOARD（ダーツライブ ゼロボード）

1位はハードボードに近い立ち位置のため、ソフトダーツ用ダーツボードとして考えると、本製品が実質的な1位と言ってもよいかもしれません。
柔らかい素材の特殊セグメントを採用し、内部にもクッション材が入っているため、ダーツが刺さった際の衝撃がしっかりと吸収され、非常に静音性に優れています。

多くの家投げプレイヤーから長年支持されている定番モデルの一つで、静音性だけでなく耐久性の高さも大きな魅力です。適切に使用すれば、かなり長期間にわたって使い続けることができるダーツボードだと思います。

ちなみに、僕自身も2020年から本製品を使用しています。
下記には、騒音チェッカーを用いて実際に音量を計測した動画も貼り付けていますので、静音性の参考としてご覧ください。

当ブログからも毎年30枚くらいは売れている人気商品です。値段がリーズナブルでという点もポイントが高いです。

【3位】★★★★☆：D.CRAFT(ディークラフト) BOARD SPIDER PRO(スパイダープロ)

2020年6月に発売された、静音性に特化したソフトダーツボードです。
それまで、ソフトダーツ用で高い静音性を備えたモデルは、実質的にゼロボード一択という状況でしたが、本製品はそれに匹敵する静音性を備えたモデルとして登場しました。価格もゼロボードよりやや抑えられており、コスト面では魅力があります。

静音性能そのものに関しては、個人的な使用感としてはゼロボード以上と感じる部分もあります。ただし、ブランドの知名度やユーザー数、流通量といった点ではややマイナーな立ち位置であるため、総合的な判断として今回は3位としました。

なお、本製品についても実際に購入して試しています。
下記に参考として、実使用時の音を確認できる動画を掲載していますので、あわせてご覧ください。

【4位】★★★☆： GRANBOARD3s（グランボードスリーエス）

オンライン対応のダーツボードの中で、静音性を重視するのであれば、まず候補に挙がるのがGRANBOARD3s（グランボード スリーエス）です。
「3s」の名称は3つの“S”を意味しており、そのうちの一つがSilent（サイレント）を指しています。メーカー自身が静音性を強く打ち出しているモデルだけあって、オンライン対応ボードとしてはかなり静かな部類に入ると評価しています。ここまで静音性を突き詰めた点は素直にすごいと思います。

5位で紹介するDARTSLIVE homeと比較すると、どちらを選ぶかは悩ましいところです。GRANBOARDシリーズは世界的に見るとユーザー数が非常に多く、時間帯を問わずオンライン対戦をしやすいというメリットがあります。一方、日本国内に限って言えば、DARTSLIVE homeの方がユーザー数は多く、SNSなどで対戦相手を募っている人も多いため、その点は判断が分かれるポイントでしょう。

【5位】★★★：DARTSLIVE home（ダーツライブ ホーム）

5位として紹介するのが、DARTSLIVE home（ダーツライブ ホーム）です。
静音性だけでなく、価格帯、ユーザー数、ゲーム性、売上といった要素を総合的に評価すれば、トータルバランスでは実質的に1位と言ってもよいモデルだと思います。ただし、今回はあくまで「静音性」を最優先の評価軸としているため、心苦しいですが5位としました。

前作のDARTSLIVE 200Sと比較すると、静音性はかなり改善されているという声も多くあります。ただ、業界側のショップスタッフに話を聞いたところ、設計段階で静音性はある程度割り切っているとのことでした。価格帯が約3万円クラスの場合、現実的にはこのあたりが限界という印象です。

なお、5万円前後まで価格帯を上げれば、より静音性を追求した設計も可能だろう、という話を聞いたこともありますが、現状のDARTSLIVE homeは「オンライン性と遊びやすさを重視したモデル」と捉えるのが妥当でしょう。

【6位】★★：GRANBOARDdash（グランボード ダッシュ）

オンラインダーツ対応かつ比較的リーズナブルなモデルとして、一時期は高い人気があったため、参考として掲載しています。
ただし、価格を抑えたモデルということもあり、セグメントはやや硬めで、静音性という観点では正直あまり高く評価できません。

また、近年の物価上昇の影響もあり、以前は8,000円前後で購入できていたものが、現在では13,000円を超える価格帯になることも多く、価格面でのメリットも薄れてきています。その点も含めると、静音性を重視する本記事の趣旨からは評価を下げざるを得ません。

月に数回程度のプレイ頻度であれば、今でも選択肢にはなり得ますが、毎日のように家投げをする場合や、静音性を重視する環境では、あまりおすすめできないモデルと言えるでしょう。

まとめ｜静音性を重視するなら「何を優先するか」を明確に

今回は「静音性」という一点に絞って、ダーツボードをランキング形式で紹介してきました。
その結果、改めて感じたのは、すべての条件を完璧に満たすダーツボードは存在しないということです。

静音性を最優先するのであれば、やはりハードボードが最も有利です。一方で、オンライン対戦やアプリ連携といった利便性を重視すれば、多少の動作音やセグメント音は受け入れる必要があります。
つまり、どこを重視するかによって、最適解は変わってきます。

本記事のランキングを簡単に整理すると、

  • とにかく静かに家投げしたい
    　→ ハードボード、またはオンライン非対応の特殊樹脂製ボード

  • ソフトダーツ用で静音性を重視したい
    　→ DARTSLIVE-ZERO BOARD や SPIDER PRO

  • オンライン対戦もしたいが、できるだけ静かに使いたい
    　→ GRANBOARD3s

  • 総合的な完成度やユーザー数を重視したい
    　→ DARTSLIVE home

といった選び方になるかと思います。

特に賃貸住宅や集合住宅で家投げをする場合は、「どのボードが一番静かか」だけでなく、設置方法やマットの有無、プレイ頻度なども含めて考えることが重要です。
静音性に過度な期待をしすぎず、現実的な落としどころを見つけることが、長く快適に家投げを続けるコツだと感じています。

この記事が、静音性で悩んでいる方のダーツボード選びの参考になれば幸いです。