どうも、武器商人(@BukiDartsBot)です。
最近、当ブログではダーツグッズのメンテナンス用品のレビューに力を入れています。
ところで、数年前からダーツのお掃除グッズがたくさん発売されていることをご存じでしょうか???
プロ選手も宣伝していることが多く、これが実はダーツ業界の「闇」だと僕は思っているんです。そこで、僕の持論を書いてみたいと思います。
信じるかどうかはあなた次第です。
例えば、TRiNiDAD(トリニダード)の「バレルリンスウォーター」という商品を見てください。
Titoさんの商品説明を引用します。
引用元は以下です。
商品の表面に書いてある
タングステンダーツバレル専用洗浄液
という文言が強烈です。
WEBサイトの説明を読んでも、非常に効果があるかのような書きぶりです。実際に使ったことがあるので、その効用について嘘はないと知っています。
しかし、「大容量100ml」は少し疑わしいと感じます。
「大きい」とか「小さい」といった表現は主観的なものなので、書き手が「大きい」と言えば大きいし、「小さい」と言えば小さいものです。
例えば、10mlの商品と比較すれば100mlは確かに大きいですが、500mlの商品と比較すれば小さい。
さらに、もう少し読み進めてみましょう。
■成分
アルカリ電解水 100%
おい~!!!!
アルカリ電解水100%なんかい!!!(笑)
アルカリ電解水は、水(H2O)を電気分解しで生成された液体です。
専用の器具さえあれば作れるし、100均やAmazonでも売っています。
こちらの商品は、400mlで245円です。
さて、大容量か小容量かを数字で比較してみましょう。
例えば、ダイソーのアルカリ電解水は100mlあたり約40円です。
一方、自称「大容量」のTRiNiDAD(トリニダード)のバレルリンスウォーターは100mlあたり2017円。
その値段の差は、なんと50倍近くにもなります。
これを知ったときは正直、驚きました。
成分表示には「アルカリ電解水100%」と書かれているため、pH値に若干の差があるかもしれませんが、ほぼ同じものと考えて良いでしょう。他のメーカーもバレル洗浄液を出していますが、価格に関しては似たようなものです。
あまり深く突っ込むと「原価厨」と言われかねないので止めておきますが、100円ショップ(ダイソー)だって原価で売っているわけではなく、熾烈な競争の中で良い商品を安価に提供しています。
そこで思うのは、「ダーツ業界の企業努力って何なんでしょう?」ということです。
プロ選手が営業活動を頑張って商品を売るのは悪いことではありませんが、やはり良い商品を大量に安価で提供するための努力も必要ではないでしょうか?
ひとつ確かなのは、ダイソーさんがダーツ業界にスポンサーすることはないでしょうね(笑)。
そして、この事実を知りながらも、何も言わずに販売を続けている人もいるかもしれません。結果的に損をするのは消費者です。
これでは、長期的に売れる商品は出てこないのではないかと思います。
ちなみに、僕は商品のレビューを行い、売れた金額の数パーセントを収益として得るアフィリエイターです。
高価な商品が売れたほうが収益は大きくなりますが、消費者にとって損になるような商品を売って儲けるのは、僕のスタンスとしては違うかなと思っています。
実際、この分野は儲かる部分があると思いますが、僕はそういうやり方を選ばないことに決めました。
むしろ自腹で1万、2万と使いながら、いろいろ購入して勉強しています。
ダーツ用の洗浄液と、家庭用洗剤の比較もやってみたいと思っています。
実はこんなのも買いました。
pH値を計測するチェッカーです。
例えばエスフォーさんから発売されているバレルディップという商品があります。
この成分が「液性:強アルカリ性」と書いていたりします。
pH値を、酸性やアルカリ性、あるいは弱酸性や弱アルカリ性などを数値で表したものになります。
pH値をみれば、どのくらいの洗浄力なのか、市販の洗剤だとどれと同じくらいなのか?もわかります。
また、水で薄めてどのくらいの強さで使いたいかなどの参考にもなります。
「洗浄力が強い=ダメージが大きい」なので、バレルを綺麗にするという目的を達成するギリギリの強さで洗浄するのが良いってことになります。
そもそも、どのくらいの強さで洗浄したいかも人それぞれだと思うんで、ボトルに詰めてパッケージ化した商品というものにも疑問を感じています。。