【ダーツ移籍2022】周 莫默(しゅう もうもう)選手がトリニダードからTARGETへ移籍

どうも、武器商人(@BukiDartsBot)です。

2022年になりましたが、例年のごとく移籍・契約関連のニュースが続きます。

周 莫默(しゅう もうもう)選手がトリニダードからTARGETへ移籍を発表しました。

2019年末はじまるコロナ禍の影響でプロダーツプレイヤーにとっては苦しい時期が続いております。

移籍・契約関連のニュースも例年以上に騒がしかった気がします。

さて、その激動のダーツ業界において、もしかしたら一番煽りを食ったのはこの周 莫默(しゅう もうもう)選手だったのではないでしょうか?

周 莫默(しゅう もうもう)選手とは?

MOMO(モモ)の愛称で親しまれる周 莫默(しゅう もうもう)は、PERFECTに2019年から参戦している選手です。

PERFECT2019年第14戦(京都)から参戦し、圧倒的な強さで優勝し、その後も連戦に次ぐ連戦。途中参加ながら、もしかしたら年間チャンピオンになってしまうのではないか?と思わせるほどの強さでした。

ちょっと結果を振り返ってみると、以下の結果を残しています。

  • PERFECT2019第14戦(京都)優勝
  • PERFECT2019第17戦(神戸)優勝
  • PERFECT2019第18戦(横浜)3位タイ
  • PERFECT2019第20戦(熊本)優勝
  • PERFECT2019第22戦(新潟)優勝
  • PERFECT2019第25戦(大阪)優勝
  • PERFECT2019第26戦(群馬)優勝
  • PERFECT2019第28戦(仙台)3位タイ
  • PERFECT2019第33戦(広島)優勝
  • PERFECT2019最終戦(千葉)優勝

出典:2019 PERFECT | PERFECT ソフトダーツプロトーナメント

結果だけみると、途中が飛び飛びになっているよう見えますが、2019年は男子単独開催もあったり、周選手が参戦していない大会もありました。参戦した10大会中8回優勝し、3位タイが2回というものすごい安定感です。力の差が飛びぬけていないとこういった結果にはなりませんので、いかに周選手が規格外だったかがわかります。

最終的には、2019年のポイントランキングでも第3位にまでなっていました。

出典:PERFECTランキング|PERFECT プロソフトダーツトーナメント

あの当時の勢いのままだったら2020年のPERFECTは周 莫默(しゅう もうもう)選手の独壇場になるのでは?とひそかに期待していました。

2020年、2021年のPERFECTはコロナ禍でまともに運営できず

周選手にとって不幸だったのは2019年末くらいからはじまったコロナ禍です。

FBなどの投稿を観ていると、どうやら生活の拠点は中国にあったようで、海外からPERFECTに参戦していたようでした。

国内の選手ですら県またぎの参戦が制限されたり批判される中、周選手はさらに厳しい状況だったのは推して察するべしです。

結果的には、2020年、2021年のPERFECTは何回か開催されるも参考程度の記録にしかなっていないようです。

実際、PERFECTの大会結果ページをみると、2020年と2021年は抜けています。。。

TARGET(ターゲット)から移籍情報

周選手の移籍先は、世界のTARGET(ターゲット)です。

ターゲットさん、いつも思うのですがユニークで面白い投稿が多いです。

移籍の情報が発表される前に、以下のように匂わせツイートをしておりました。

見る人が見れば、すぐわかりますよね(笑)

正式には以下の投稿で発表されています。

周選手本人から移籍情報の発表

本人からの発表もそれほど間もなくありました。

ちょっと不自然な日本語の言い回しが多いですが、随所に知性とプロ意識の感じられる文章です。移籍元は、国内大手メーカーのTRiNiDAD(トリニダード)ですが、移籍元への配慮も忘れていません。

飛ぶ鳥跡を濁さずって言葉がありますが、立ち去る者は、自分のいた場所を汚れたままにせず、きれいにしてから行くものです。引き際がホントにきれいです。

ツイート内に、F社の社長の福永さん(TBさん)について言及されていますが、TBさんは今のところ何も言っていませんね。

まさか、西谷ジョージ選手のときのように、恨みつらみ節を言ったりせんだろうね。。。

周選手のこれからの活躍を期待しております!

周選手、これからどういったプランで参戦するのかは不明ですが、ご活躍期待しております。

最後に、周選手の言葉で、僕が好きなものを挙げます。

PERFECTの選手名鑑からの引用です。

負けたくないなら勝て、勝てないなら努力しろ、努力しないなら諦めろ
選手名鑑|PERFECT プロソフトダーツトーナメント

彼女は諦めてないですね。むしろ、諦めるなんていう言葉とは無縁でしょう。