躁鬱病っていう観点からコメントが多くなされていることが多いようだけど、ちょっと違うような感じがしたので補足。
JamesWadeの謝罪文について和訳が載っておりますので引用します。
先日JamesWade選手が斉吾戦に対して公式声明文を出されたので和訳しました。有名な選手も皆さん色々と苦労しています、Wade選手もこれからも頑張って欲しいです!
L-styleヨーロッパのtsuyoshi @StyleTsuyoshi さん和訳@LstyleEurope pic.twitter.com/dy0Lmui2h7— ダ-ツ総合ブランド L-style (@Lstyle_Japan) 2018年12月21日
まず、JamesWadeは2つの点について謝罪しております。
- 試合中の威嚇行為
- 試合後のコメント
試合中の威嚇行為については、躁状態のなせるわざかもしれませんが、試合後のコメントは果たしてどうなのか?
以前、ガーディアン紙のインタビューを見て知ったことがあります。
Wadeは、躁うつ病だけではなく、ADHDで苦しんでおります。日本でも最近話題になっている発達障害の一種です。
発達障害の特徴としてよく見られるのが、
- 空気の読めない発言
- 思いつきで発言してしまう
- 社交辞令など言えず本音で言っちゃう
何を隠そう、僕も発達障害なので何となく、同情してしまいました。
試合中の行為については、スポーツマンとして許されることではありません。SeigoAsadaの素晴らしいダーツによりプレッシャーをかけられたWadeはついつい我を忘れて、興奮しすぎてしまったのでしょう。スポーツにおいてはよくあることです。
が、試合後のコメントについてはどうでしょう?
本来であれば、
I wanted to hurt him.(彼を傷つけたかった)
“I wanted to hurt him, I wanted to really hurt him in his face.”
Some bizarre post-match comments from James Wade after his tie-break win over Seigo Asada.
Watch live on Sky Sports Darts or follow it here: https://t.co/oBngD5seUy #LovetheDarts pic.twitter.com/NdI3k5mLX9
— Sky Sports Darts (@SkySportsDarts) 2018年12月19日
僕達ダーツプレイヤーはVIP待遇をしてもらえないので、普通に長い行列に並んで受付を待ちます。ファンの方々が同じ行列にいたりすると、そのことに驚いてショックを受けますね。そして同じ行列に並びながら、写真を一緒に撮ったり、サインを求められたりします。
皆さんには是非分かっていただきたいのですが、僕達ダーツプレイヤーも他のスポーツのスター達と同じで、どこに行っても人から注目される存在になっているのです。 最近では街中や空港などでもファンの人が多くいて、誰にも気付かれず普通に移動するのは難しいです。
こういった状況もあいまって、僕はこれまでに2度、極限まで追い詰められるような出来事が起きてしまいました。その結果そううつと多動障害と診断されました。
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