PERFECT2019第15戦東京(池袋ダーツスアジアム)の観客入場規制について

PERFECT第15戦 東京(池袋ダーツスアジアム)にて、観客の入場制限がかかるようです。

賛否両論あるかと思いますが、昨年第20戦 東京(池袋ダーツスアジアム)をロビンから観戦し、熱中症で死にそうになった経験から、皆様に知って欲しいことを書こうと思います。


まずは、一宮弘人選手の投稿を。。。実は去年もいろいろあったのですよ。。

悪い意味で取り上げたわけではないので、誤解なきようお願いします。

濱大将こと一宮弘人プロが、昨年第20戦 東京の後、FBにてかなり際どい投稿をしていました。火花バチバチだった記憶があります。

T-Bさんも「こういった内容をいきなりSNSに上げるのではなく運営に言ってね」的なコメントを残しております。

昨年の第20戦 東京は、入場料を取った開催ということで、それはそれで物議を醸しました。入場料は何と、たったの1000円!!!

元々、会場のキャパシティが小さいことは周知の事実だったようで、男子単独開催だったのみならず、エントリー制限もあったようです。更に入場料も取ったわけで、観客数を抑えたいという意図は間違い無くあったと思います。外は炎天下でしたので、それこそ熱中症などが出てもおかしくない状況でした。

一宮プロも書いておりますが、PERFECTの大会に出場するには、選手が「施設使用料分担金」という名の費用を支払っております。

その金額は、以下の通りです。

グレード 施設使用料分担金
PT300 20,000円
PT200 15,000円
PT100 12,000円

出典:ツアー概要 | PERFECT プロソフトダーツトーナメント

しかも、会場の「環境」に関わらず、同じPTであれば、同じ金額の費用を選手が負担しなければならないということになります。選手の支払う金額は、観戦料よりも圧倒的に高いです。

(昨年のことなので、若干記憶が曖昧ですが)選手の控室の椅子も必要充分数が用意されていなかったとも聞いております。

観客の不満もわからないことはないのですが、一宮選手の投稿を是非じっくり読んでいただきたいです。

選手自身が、今のダーツ業界を「幕末」と例えております。それほど危機感を持っているということです。

この投稿が行われたのは10カ月前になりますが、その後のダーツ業界はどうだったのでしょうか?ダーツスアジアム札幌店は閉店しましたし、某有名バレルメーカーも廃業したりしたようですし、お店を閉めたダーツバーも数多かったと思います。

今こそ、JAPANとPERFECTの選手同士がまさにあの夜明けを迎えるときに長州と薩摩が手を取り合った時のように結束して時代を動かしていく時が来ているのかもしれませんね…

これ、ホントそう思います。

鈴木未来選手がBDOレイクサイドで世界チャンピオンになったり、PDCワールドカップで村松・浅田ペアが3位に入賞したり、明るいニュースもありました。

そこに、JAPANだとかPERFECTだとか運営だとか観客だとか、そういう括りは無かったわけで、みなさん一丸となったじゃないですか。

揉めてる場合じゃないっすよ。