ダーツとギャンブルの真面目な話

目指すべき方向は

「ダーツをオリンピック競技へ」という意見を見て、いまいちピンと来ない。

アマチュアの祭典であるオリンピック競技になったところで、大幅な変化があるとは思い難い。

四年に一度、そんな競技もあるんだなと話題に上がる程度でしょう。

公営ギャンブル化こそが、日本のダーツ界の最終究極手段なのではないか?と、わりと本気で思っている。

PDCはいったい何を考えているのか?

ダーツとギャンブルについて考え始めたキッカケについて。

これは、かなり独断と偏見と妄想が入っていることはお断りしておきます。

そもそも、PDCが本格的にアジアの市場を取りに来ているのは何故か?UnicornがSeigo Asadaを獲得した意図は何か?

意味が無いとは到底考えづらい。

PDCアジアツアーの開催地を見てみましょう。

  • ソウル(韓国)
  • マカオ(香港)※中国と言って良いものか
  • 神戸(日本)
  • クアラルンプール(マレーシア)
  • 台北(台湾)※中国と言って良いものか
  • マニラ(フィリピン)

出典:

PDCアジアンツアー

第二次世界戦時の地図を見てみると、上記地域は、イギリスと日本の統治下の地域のみではないか。

これは現代版日英同盟と言ってもよいのではないか。

スポーツの話に戦争(広く言えば政治)の話を出すのはナンセンスかもしれないが、ギャンブルを語るうえで、文化と法制度は切っても切れない関係にある。

開催地選びの上で、将来的なダーツのギャンブル化は、間違い無く考慮していると思っている。

ギャンブルNGのアラブ首長国連邦を選ばなかったのはそういうところではないか。

世界のスタンダードはダーツ=賭け事

世界のスタンダードが何かというところは、議論が分かれるかもしれませんが、PDCをスタンダードと仮定してお話をします。

もちろん、日本のプロツアーがそれよりも大きな興行規模で成功したのであれば、スタンダードは成功したほうです。

「darts betting」

という検索キーワードで検索すると、驚くほど多くのサイトがヒットする。少し覗いてみるとわかるのだが、オッズが掲載されており実際に賭けることが出来る。

つまり、PDCは賭け事の対象なんですね。

そこを無視して、プロスポーツとしてのダーツを考えると無理がある。

ちなみに、2018年付近ですと、1番人気はMichael van Gerwen。

彼の人気の秘訣は何か?可愛らしい表情だろうか?きめ細やかなファンサービスだろうか?お洒落なファッションセンスだろうか?彼のバレルがすごく売れているからだろうか?

違う。

勝つからだ。

勝って賭けた人の期待に応えているからだ。極めてシンプルな理由だ。

Michael van Gerwen giving the Middle Finger? – 2018 PDC Pro Tour

ダーツの勝負の価値観とギャンブルの勝負観はマッチしている

「勝ったものが報われ、負けたものには報いはない」というのが勝負の世界の極めてシンプルな原則。

ところが、日本のスポーツはおかしなところがあり、やけに教育的だったりする。勝負よりも、美談が優先されたり、プロとしてのモラルが優先されたりする。そして、周囲への調和も重視される。

先日、PDJで浅田斉吾プロが優勝した際に、価値観の対立が現れたのも、勝負の価値観の違いと解釈できる。※(既にPDC本戦へのチケットを持っている浅田プロがPDJで優勝したことにより、日本人の参加枠が1つ減った)

これを、ダーツ=賭け事と考えた場合は、別に何とも思わない。

日本国内で負けるような人間がPDCに何人出ようが、勝つ確率は変わらない。何故なら、、勝つのは1人だけだから。

参考:
浅田斉吾のPDJ優勝が意味するもの

賭け事にはニーズがある

日本のプロスポーツと賭け事という意味だと、野球とサッカーの例が面白い。

プロ野球賭博が度々問題になる。

日本では、原則として刑法により賭博が禁止されている。特別法として制定されているものだけが、合法的に賭博を行える。公営ギャンブルはすべて特別法が制定されている。

日本のプロ野球はご存知のように賭博は禁止。サッカーは、一応合法的に賭けることが出来る。TOTOってやつがあります。

ちなみに、米国のメジャープロスポーツも合法的に賭け事とするよう議論が進んでいるようだ。

参考:

米国のメジャープロスポーツ選手会スポーツ賭博合法化についての共同声明

シンプルなビジネス

胴元が、参加者からお金を集め、集めたお金を配分するという極めてシンプルなシステム。集めたお金に対して、何%を還元するかを還元率と言いますが、公営ギャンブルの還元率は概ね75%。

100億円集めれば、75億円が参加者に還元され、25億円が胴元の懐に入るという仕組み。

運営上厳しいのであれば、還元率を下げれば良いだけで、他スポーツと競いたいのであれば、還元率を上げれば良いだけ。極めてシンプル。

既に制定されているスポーツギャンブルのスキーム

TOTOの例を取りましょう。

根拠法は、スポーツ振興投票の実施等に関する法律というもの。今のところサッカーしか対象になっていないが、後々は他スポーツにも展開されることでしょう。

何より、理念が素晴らしい。

(目的)
第1条  この法律は、スポーツの振興のために必要な資金を得るため、スポーツ振興投票の実施等に関する事項を定め、もってスポーツの振興に寄与することを目的とする。

素晴らしい。。。

そして、この法律の管轄が、文部科学省-スポーツ庁です。

武器商人@ダーツ
武器商人@ダーツ
良い子にもお勧め出来る安心な制度ですね!(笑)

少数派や若手の支援にもなる

例えば、PERFECT国内ツアーを無双している、浅田斉吾プロ。単純な賞金獲得トーナメントを行えばいまいち面白みに欠ける。

仮に、ダーツが賭け事だったとしたらどうなるだろうか?浅田斉吾プロのオッズは異常に低くなるでしょう。

しかし、浅田斉吾プロとて、勝率100%ではない。その不確実性が、賭け事としては非常に魅力的だ。ジャイアントキリング(大物を倒すこと)という言葉があるが、マイナーな選手や若手選手でも、浅田斉吾プロを倒したら、間違いなく盛り上がるだろう。

競馬のように、賞金の一部を、トレーナーや店舗などに還元される仕組みになったとしたら、ジャイアントキラーにはお金が集まるというわけです。仮に、100戦に1度、優勝出来るかどうかというレベルの選手でも、その見返りが大きければ、お金を出す人は間違い無く出てくるはず。

(今の賞金システムでは、100戦に1度優勝するというレベルだと、遠征費で赤字になるので、出し渋りが起こるでしょう)

ダーツのトーナメント形式や試合形式は賭け事に向いている

PDCが異常に盛り上がっている理由とも繋がるのではないか。

ダーツは、

  • 1試合が短い
  • 1トーナメントが1日で終わる
  • ほぼ毎週開催される
  • 開催場所の規模が小さい

という点が特徴。

上記は、他スポーツから見れば、魅力的過ぎる環境だ。

最後に

プロスポーツとギャンブルという点を考察してみました。方向性としてこういう方向もあるんではないかと。

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